ISAKの高校3年生と一緒にボランティア!

昨日の活動は、パステルアートの佐山雅美さん。

5月にSHJに参加してから、早くもこの病棟でみんなが楽しみに待つ活動の一つになりました。

2~3か月に一度、季節に合わせたカード作りをしています。

お馴染みの顔もいて、”楽しみでした!”

とお母さんからも嬉しい声が。

今回のテーマはもちろんハロウィン。

パステルのふんわりとした雰囲気は、気持ちまで軽く、優しくしてくれます。

さて、10/9投稿「全寮制国際高等学校からインターンがやってくる!」で予告したスクールインターンを実施。軽井沢にあるユナイテッドワールドカレッジISAKの高校3年生2名が活動しました。

「プロジェクトウィーク」と題した課外活動は、1週間学校を離れ、チームで社会課題を見つけ、自分たちに何ができるかを考え行動するフィールドワーク。

SHJのホームページを通して活動に賛同し、是非とも活動を体験しながら子どもたちの力に、そしてSHJの力になりたいと学生自ら応募してくれました。

スクールインターンとは・・

・・・学生の身分のまま実社会の仕事を経験する制度。一定期間実際に仕事やボランティアをしながら技術を学んだり社会経験をします。自分の描く進路をイメージしたり、現場の雰囲気を肌で感じることができます。

活動アシスタントボランティアとして4名の学生が前日軽井沢から上京。

ボランティア終了とともに高速バスで帰り、活動のレポートを作成するのだ、と話していました。

毎年10月恒例のProject Weekの始まりです。

*活動当日の手伝い

*難病と闘う子どもたちの日常と課題についてレポート

*学校でのプレゼンでレポートを通した問題提起

*自分たちに何ができるかディスカッション

*SHJの活動を紹介+学校で募金活動(?)

という一緒にたてたプロジェクトの流れに沿って、まずは病棟の子どもたちとの交流です。アーティストの手伝いはもちろん、アートを一緒に楽しんだり、英会話体験も。

伝えたいことがあるから言葉がある。

今回改めてそう思いました。何とか自分の思いや質問を投げかけたい、そんな気持ちがあれば外国語の習得は半分成功したようなもの。

子どもたちや保育士さんもえっと、えっとと言いながらも一生懸命。

英語の言葉を探したり聞いてきたり。

学生たちも習った日本語を一生懸命使ってみたり・・。

素直でいることが学びの基本だなとつくづく感じました。

さて学生たちは今回の経験を早速メールでコメントしてくれました。

一部抜粋します。

We were so excited to find an organization that encompassed our vision as a volunteer group. 

私たちはボランティアグループとして思い描いていた団体に出会い、大変嬉しかったです。

we were able to participate in a pastel art class and had so much fun making beautiful Halloween artwork and working with the children in the pediatric unit.

子どもたちとのパステルアート体験がとても楽しかった

 We look forward to continuing or relationship with this wonderful organization into the future, perhaps we could even do some English lessons.

この素晴らしいNPOとずっと繋がっていたい。

英語のレッスンも実施できたらいいな・・!

SHJでのボランティア活動を、来年の学年に引き継ぎ、ISAKの学生の持続的活動にしていきたい、と嬉しいプランを話してくれました。

次期のメンバーは自分たちで宣伝をしてリクルートするそう。

聞けば、リーダーのIさんは、看護師や医師など医療に携わりたいと。

今回の体験で小児医療のイメージができた?

と聞くと、

実は幼い頃、アメリカの病院で長期入院したことがある。同じようなボランティアが来てくれて嬉しかった。今度は自分が、と思い病院を探そうとしたけれど実際に関係ない人が病院に入ることが、特に日本ではとても難しいことがわかった。

と。

なるほど。

今回、若者に頑張って欲しくて病院に無理をお願いした甲斐がありました。

プロジェクトメンバーは4名。そのうち、病棟には2名のみが入ることができましたが、いろんな価値観や発想と問題意識に若者のパワーが加わり、どんなプロジェクト結果になるのか、レポートの到着がとても楽しみです。

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〜昨日の活動〜

イラストレーターmari manabe さんの塗り絵と貼り絵のワーク。

最近粘土アートも活動に取り入れたmariさん。

もっとも得意とするのは立体オブジェの制作だそうですが、病棟での活動として一番手軽に取り組めて、絵を描くことに苦手意識のある子でも塗り絵ならと飛びついてくれます。

そのモチーフと言ったら・・

男の子の人気は

🌀カブトムシの塗り絵

世界中のカブトムシが図鑑のようにズラ~りと並んでいますが、リアルでもありどこかポップなタッチ。mariさんならではです。

女の子の人気は

「全部!」

🌀個人的にはハンドバッグの図鑑(勝手に命名)

・・・これはハンドバッグのデザイナーになったような気分が味わえます。

🌀お茶目な格好をした動物たち塗り絵

・・・塗っているうちに思いがけない仕掛けを見つけてワクワクします。

🌀お姫様の塗り絵

・・・こちらもとってもオシャレで女子には一番人気。

🌀お弁当の塗り絵

・・・ルンルンお弁当を作っているような気分になります。

🌀カエルが思い思いのファッション!?でいろんな格好をして並んでいる塗り絵。

・・・お母さんたちに意外と人気。

などなど・・

思い浮かべてみてもキリがないほどのバリエーションです。

とにかく、mariさんの塗り絵は手が込んでいてとてもユニーク。

見た瞬間に誰でも笑顔になります。

塗るほどに子どもたちは自分の世界観を作っていきます。

塗っているうちに、何かがかくれんぼしているのを見つけてにっこり!なんてときも。

リクエストをすればどんな塗り絵も作成してくれるのもmariさんの得意技。

活動を始めた頃のmariさんのコンセプトは、

羽やヒレをつけて自由に動き回れる楽しい気分を、

と、鳥や魚の貼り絵が主でした。

オリジナルのポストカードをプレゼントするうち、モチーフの塗り絵が人気となり、mariさんの活動は塗り絵が定番となりました。

昨日は粘土でドーナツをいろいろにデザインしながらああでもない、こうでもないとおしゃべりもかしましい風景。

5さいの女の子とのにぎやかな活動が印象に残ります。

作っては見てみて・・と。

できたら見せてあげるね、と。

別の場所でリクエストの塗り絵を描いているmariさんを捕まえては話しかける。

まるでずっと仲良しだったみたいに。

「もう、そろそろおしまいなんだ」

という言葉に顔が少し曇ってしまったけれど、

またね!

の言葉に嬉しそうに

「ありがとう」

と返していました。

大好きなんだな、mariさんが。

そんな場面を見ると、アートを通してプラスαのプレゼントが、

アーティストそれぞれ違った形でできているんだなぁ、

と芸術家の奥深さに感動する日々です。

~アートは闘病のちから 子どもは大人のちから~

今日はプロボノ支援企業の方の活動見学にアシストしました。

すでに始まっているところへ、気は急くところ、まずは病棟の外で手洗いうがい。

そこへ、水の流れる音、うがいのゴロゴロの音をかき消すほどの拍手や笑い声が病棟の扉から漏れてきました。

始まるにつれ賑やかになっていくのはいつものこと。

でも途中から活動に参加することは今までなかったので、まるで拍手喝采の劇場にそっと扉を開けて遠慮がちに入った時の突然の感動に包み込まれた、そんな瞬間でした。

ジャグリングなどの曲芸が専門のRYUさんのパーフォーマンスは本当にダイナミック。

すごい!

つい口に出してしまいます。

それを見る親子の笑顔はまるで病院にいるというより、遊園地にでもいるみたいに生き生きと楽しそう。

プレイルームでのパーフォーマンスを終え、個室へ。

ここでも一人一人にすごい技を、子どもたちにもできるように工夫して道具を用意するRYUさん。

「すごい技」の成功に、

”やった~!”

”わーい!”

その得意そうな表情といったらありません。

今日はちょうど「病棟の写真屋さん」の日。

一人一人の顔をバチっと写真に収めてプレゼントする日です。

カメラマンのsay phptographerさんはシャッターチャンスを逃しません。

活動している子どもの心から嬉しそうな顔とお母さんの満面の笑顔の写真は、成長の記録とともに、闘病を頑張った誇りとして大切にする、と喜んでくださっています。

さて、個々のアーティストの活動を繰り返し見て感じること。

子どもたちの期待感の中でアーティストは成長し続けているということ。

かけがえのない一人ひとり違う存在に対し、

その反応や表情から、今ここでどうしたら目の前の子が笑顔になるのかを懸命に読み取って、どう形にしていくかを毎回学び工夫しているということ。

RYUさんの子どもへの接しかたに感動した場面がありました。

活発な子どもへの対応は元気よく。

知らないひとへの緊張からちょっと俯き加減の子、そんなおとなしい子どもには正面からは語りかけません。斜め横くらいの角度の立ち位置でほんのすこし視界に入れてもらいます。

プレゼントのバルーンを、

「このひねりが難しいんだよな~」とか独り言を言いながらひたすら一生懸命作ります。渡す時は、

「はい、どうぞ」

ではなくて、膝の上に下ろしている小さな手に、横から滑らせるようにそうっと触れさせます。

バルーンをすぐに手に取ったその子は一瞬でキラキラの笑顔に変わりました。

嬉しい!ありがとう!というメッセージがこもっていることはすぐにわかる。RYUさんもすぐにありがとう、と静かに伝えていました。

一人一人に合わせたこの向き合い方は、これまで重ねてきた活動から少しずつ得た子どもたちからの教え。

活動を通してアーティスト含め、すべてのSHJスタッフが得た大きな気づき。それは、

今目の前にいる子どもの存在、そして子どもたちの真っ直ぐ見上げる眼差しほど、大人の感性を洗い清めてくれるものはない、ということ。

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〜アートは闘病の力!〜

久しぶりに活動に寄せていただいた感想を紹介します。

まさに、

アートは闘病の力!

💫ねん土がすごくのびてびっくりしました。

かたぬきは、上手にできてうれしかったです。

しゅじゅつして、大へんだったけど、楽しかったです。おうちでかざります。

お花の形のビーズがかわいかったです。またやりたいです。

ありがとうございました。

子ども

・・・手先を動かして夢中になる子ども。病気だからってそれが何なの?!

それくらいのエネルギーを感じます。幼心に、「しゅじゅつして大変だった」

だけど楽しかったと。これから続く入院も頑張れる。痛くたって外に出られなくたって、綺麗でわくわくするアートがあるんだもん。

そんな気持ちかな、と想像します。

💫入院中の点滴やいろいろな管に繋がれて病棟のプレイルームにも行けずベッドの上での遊びに飽き、ストレスで歯ぎしりがひどくなっていました。

ちょうど月曜日の朝、管が2本とれ点滴だけになった時、絵本を読んでくださる方が来ていると伺い、母娘共にワクワクしてプレイルームへ。

迫真の演技に娘の久々の笑顔が見られた喜びと、母である私自身も楽しく声をあげて笑いました。

これまで知らず知らずのうちにためていたストレスが一気に吹き飛んだようでした。

素晴らしい活動、これからも続けていっていただきたいと思います。

頑張って下さい!!                           

・・・子どもらしい体験ができない我が子を思うお母さん、アーティストの訪問にささっと目頭を拭う姿をたびたび目にします。そんなお母さんに笑顔が戻るのは子どもがアートを楽しむ姿を見て・・。 

アートはお母さんにも勇気と力をプレゼントできるのだと確信します。

同時に私たちスマイリングの活動にもエールを送ってくれる。

お母さんは素晴らしい!

💫毎月さまざまな内容のイベントが開催され、短期入院はもちろん、長期入院児も飽きることなく楽しんでいます。

また、付き添いの方もプロの音楽を涙して聴いたり気分転換の時間になっています。

その日の体調でプレイルームに参加できなくても、SHJの方が訪室してくれるのでどの子どもたちも平等に楽しめるのでありがたいです。         

保育士

・・・イベントというような華やかなものではありません。病棟のプレイルームに集まれる子ども3~15人ほど、そしてお母さんやお父さん。

こじんまりとアットホームな集まりです。目の前で、そして参加しながら本物のアートを楽しむ。

安静が必要だったら病室でプライベートコンサートや個別のクラフトワーク。

似顔絵のプレゼントなら、横になっていたって画家さんのスラスラと描く様子を見ながら出来上がるのを楽しみにするのも楽しいひと時。

アートは闘病の力!

〜SHJアシスタントのちから〜

SHJ愛知地区のアシスタント布野裕子さんが、活動に寄せて素敵なコメントを綴ってくれました。

ぜひ紹介させて!とこちらに掲載することに。
活動の様子が伝わってきます。アシスタントの愛情や活動への思いが込められた、嬉しいメッセージです。

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~ 子どもも大人もみんなを笑顔にする、素敵なアーティストさんたちと共に ~

先週の台風一過の水曜日は、月に一度のあいち小児保健医療総合センターでのボランティアの活動日でした。
私が「スマイリングホスピタルジャパン」という団体のアシスタントとして活動に関わらせてもらいはじめてから、ちょうど1年がたちました。

「スマイリングホスピタルジャパン」というのは、毎月、様々なアーティストさんが病棟を訪問し、入院中の子どもさんたちに本物の芸術を届け、子どもたちや保護者の方たちも一緒に参加し楽しんでもらうという、素敵な活動団体です。

すでに名古屋大学病院では、隔月に一度の活動を続けてこられているアーティストの皆さん。昨年9月から、大府のあいち小児でも活動を始めるに当たり、アシスタントを募集していたので、仕事を終わってからでも参加できる時間帯だったこともあり、応募しました。

以前中学で仕事をしていた時、関わった生徒さん何人かが、定期的にあいち小児に通っていたということも、応募した理由のひとつでした。

私は、荷物を運ぶのを手伝ったり、当日の様子を写真におさめ、報告書を書くことや、当日参加してくれた子どもさんたちへのフォローなどが主な担当で、大したことはしていないのですが、毎回、アーティストの皆さんの素晴らしいパフォーマンスに、感動しています。

この日の活動は音楽ユニット「スーハーハー」のみんなで作る演奏会

当日まで、参加する人数も年齢層もわからないのですが、皆さんたくさんの引き出しを持っていらっしゃるので、集まった顔ぶれを見て、パッと当日のプログラムを考え、それがまさにピタリとはまり、子どもも大人もみんな笑顔が弾けていく様子は、見事というしかありません。

最初は恥ずかしくて、控え目なリアクションだった子どもたちも、どんどんイキイキしてきて目の輝きが増してくるのが、手に取るようにわかります。また保護者の方がリラックスした表情をされるのも印象的です。

このような素晴らしい活動に、少しでも関わることができることに感謝しながら、これからも続けていきたいと思います。

活動の様子がわかるブログはこちらです。
http://smilinghpj.org/aichi/

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アーティストの活動を、真心込めてアシストするアシスタントの存在は、なくてはならない縁の下のちからもちです。

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