〜学校に多様性はあるか?〜

「多様性と言いながら、学校の方針そのものが、人間の個性を無視している」

「特別支援学校だって小さな集団指導に過ぎず、結局一斉」

「無理やり一つの箱に入れて効率化」

東京大先端科学技術研究センターと日本財団が実施する「異才発掘プロジェクト」を率いる東京大教授 中邑賢龍氏のインタビュー記事「東京新聞 あの人に迫る 9/22朝刊」に釘付けになりました。

まさに我が意を得たり!

ブログで時々、日本の教育システムに物申す!勢いで投稿していますが、

「先生、私のブログ読んだんですか~?」

おこがましいこと甚だしい。

しかし、あまりに似た考えなので心が躍るような思いです。

ブログを読んでくれている友人が電話をくれて、

「ちょっとそこまで書いちゃって・・・(~_~;)。気をつけてね」

とアドバイスをくれたけれど、

「あ、いいんだ」

と安心感もプレゼントしてくれた感じです。

「立場が全然!違うでしょ・・」と聞こえてきそうですが・・ま、いいや。

このプロジェクトは、型にはまらない新しい教育のかたちを模索、実現させています。

その理由は、

🌀学校に合わない子が合わせようとすることは無駄な時間。

🌀フィルターにかけて振り落とす仕組みにしがみつく必要なし。

本当の学びの場は、学びながら癒される場所だと。

学校が辛ければ行かなくてもいいんだよ、という雰囲気はだいぶできてきたけれど、受け皿がないところでそれを言うのは無責任。ただの慰めでしかないように思います。

このことは8/28投稿「夏休みを短縮しないで!」で綴りました。

さらに、今の学校は友達を無理やり作ろう、たくさんの友達がいることがいいこと、となっています。氏の言う「人間の個性を無視している」に納得です。

同じような意見を4/12投稿「友だち100人できるかな?」で述べています。

友だち100人に意義あり!と。

まさに「我が意を得たり!」の 中邑賢龍氏の考え方。

氏が目指すのは学校ではなく、

「居場所がなくても大きな可能性を秘めた子どもたちに合った学びの場」

を作っていくことです。

雲の上の存在なのはわかってる、だけど会ってみたいな~、

と思っていたところに、

明日10月4日出席予定の、日本財団「難病の子どもと家族を支えるプログラム ネットワーク会議」で講演されるとの知らせが!

まさに天にも昇る思い、雲の上に行ってまいります!

~アートは闘病のちから 子どもは大人のちから~

今日はプロボノ支援企業の方の活動見学にアシストしました。

すでに始まっているところへ、気は急くところ、まずは病棟の外で手洗いうがい。

そこへ、水の流れる音、うがいのゴロゴロの音をかき消すほどの拍手や笑い声が病棟の扉から漏れてきました。

始まるにつれ賑やかになっていくのはいつものこと。

でも途中から活動に参加することは今までなかったので、まるで拍手喝采の劇場にそっと扉を開けて遠慮がちに入った時の突然の感動に包み込まれた、そんな瞬間でした。

ジャグリングなどの曲芸が専門のRYUさんのパーフォーマンスは本当にダイナミック。

すごい!

つい口に出してしまいます。

それを見る親子の笑顔はまるで病院にいるというより、遊園地にでもいるみたいに生き生きと楽しそう。

プレイルームでのパーフォーマンスを終え、個室へ。

ここでも一人一人にすごい技を、子どもたちにもできるように工夫して道具を用意するRYUさん。

「すごい技」の成功に、

”やった~!”

”わーい!”

その得意そうな表情といったらありません。

今日はちょうど「病棟の写真屋さん」の日。

一人一人の顔をバチっと写真に収めてプレゼントする日です。

カメラマンのsay phptographerさんはシャッターチャンスを逃しません。

活動している子どもの心から嬉しそうな顔とお母さんの満面の笑顔の写真は、成長の記録とともに、闘病を頑張った誇りとして大切にする、と喜んでくださっています。

さて、個々のアーティストの活動を繰り返し見て感じること。

子どもたちの期待感の中でアーティストは成長し続けているということ。

かけがえのない一人ひとり違う存在に対し、

その反応や表情から、今ここでどうしたら目の前の子が笑顔になるのかを懸命に読み取って、どう形にしていくかを毎回学び工夫しているということ。

RYUさんの子どもへの接しかたに感動した場面がありました。

活発な子どもへの対応は元気よく。

知らないひとへの緊張からちょっと俯き加減の子、そんなおとなしい子どもには正面からは語りかけません。斜め横くらいの角度の立ち位置でほんのすこし視界に入れてもらいます。

プレゼントのバルーンを、

「このひねりが難しいんだよな~」とか独り言を言いながらひたすら一生懸命作ります。渡す時は、

「はい、どうぞ」

ではなくて、膝の上に下ろしている小さな手に、横から滑らせるようにそうっと触れさせます。

バルーンをすぐに手に取ったその子は一瞬でキラキラの笑顔に変わりました。

嬉しい!ありがとう!というメッセージがこもっていることはすぐにわかる。RYUさんもすぐにありがとう、と静かに伝えていました。

一人一人に合わせたこの向き合い方は、これまで重ねてきた活動から少しずつ得た子どもたちからの教え。

活動を通してアーティスト含め、すべてのSHJスタッフが得た大きな気づき。それは、

今目の前にいる子どもの存在、そして子どもたちの真っ直ぐ見上げる眼差しほど、大人の感性を洗い清めてくれるものはない、ということ。

Smiling Hospital Japan Official Website

〜アートは闘病の力!〜

久しぶりに活動に寄せていただいた感想を紹介します。

まさに、

アートは闘病の力!

💫ねん土がすごくのびてびっくりしました。

かたぬきは、上手にできてうれしかったです。

しゅじゅつして、大へんだったけど、楽しかったです。おうちでかざります。

お花の形のビーズがかわいかったです。またやりたいです。

ありがとうございました。

子ども

・・・手先を動かして夢中になる子ども。病気だからってそれが何なの?!

それくらいのエネルギーを感じます。幼心に、「しゅじゅつして大変だった」

だけど楽しかったと。これから続く入院も頑張れる。痛くたって外に出られなくたって、綺麗でわくわくするアートがあるんだもん。

そんな気持ちかな、と想像します。

💫入院中の点滴やいろいろな管に繋がれて病棟のプレイルームにも行けずベッドの上での遊びに飽き、ストレスで歯ぎしりがひどくなっていました。

ちょうど月曜日の朝、管が2本とれ点滴だけになった時、絵本を読んでくださる方が来ていると伺い、母娘共にワクワクしてプレイルームへ。

迫真の演技に娘の久々の笑顔が見られた喜びと、母である私自身も楽しく声をあげて笑いました。

これまで知らず知らずのうちにためていたストレスが一気に吹き飛んだようでした。

素晴らしい活動、これからも続けていっていただきたいと思います。

頑張って下さい!!                           

・・・子どもらしい体験ができない我が子を思うお母さん、アーティストの訪問にささっと目頭を拭う姿をたびたび目にします。そんなお母さんに笑顔が戻るのは子どもがアートを楽しむ姿を見て・・。 

アートはお母さんにも勇気と力をプレゼントできるのだと確信します。

同時に私たちスマイリングの活動にもエールを送ってくれる。

お母さんは素晴らしい!

💫毎月さまざまな内容のイベントが開催され、短期入院はもちろん、長期入院児も飽きることなく楽しんでいます。

また、付き添いの方もプロの音楽を涙して聴いたり気分転換の時間になっています。

その日の体調でプレイルームに参加できなくても、SHJの方が訪室してくれるのでどの子どもたちも平等に楽しめるのでありがたいです。         

保育士

・・・イベントというような華やかなものではありません。病棟のプレイルームに集まれる子ども3~15人ほど、そしてお母さんやお父さん。

こじんまりとアットホームな集まりです。目の前で、そして参加しながら本物のアートを楽しむ。

安静が必要だったら病室でプライベートコンサートや個別のクラフトワーク。

似顔絵のプレゼントなら、横になっていたって画家さんのスラスラと描く様子を見ながら出来上がるのを楽しみにするのも楽しいひと時。

アートは闘病の力!