現場を惹きつける参加型アート!

活動を開始するときは

看護師長さんやドクターから直接依頼のメールがあったり

こちらからボランティア申し込みをしたりと

病院によって様々です。

詳しく聞かせてください

という連絡をもらって

資料を揃えプレゼン、という形もあります。

お話を聞いてから

または1回活動いただいてから定期活動を決めます。

という病院も。

来月、訪問を開始する千葉大学医学部付属病院は

千葉県で2つ目の活動場所です。

そう、昨年秋に始まった

ドクターX ~外科医・大門未知子~第4シリーズ

のロケ地

だそうです。

トレンディドラマ初め、

テレビ番組はEテレ以外疎いので

とくだん、そうと知って胸が踊った・・

ということはないのですが

建物の立派さには圧倒されました。

話を戻します。

この千葉大学病院も

活動を導入するかしないかは別として

話を聞かせてほしい

といったスタンスで

訪問を待ってくださっていた・・・

と、勝手に思っていました。

ミーティングのメンバーは

小児科看護師長さんと病棟保育士さん2名

そしてSHJからは

千葉地区コーディネーターの北畠みゆきさんと私。

SHJの活動を取り入れる、

ということは前もって送った資料を見てすでに決定とのこと。

「最初は3ヶ月に1度くらい、

と思っていたけれど、

話を伺ううち、毎月お願いしたくなりました」

と看護師長さん。

決め手は

「参加型アート」

~プロによる芸術活動が劇場型ではなく

一緒に活動する参加型である~

というところに

師長さんも保育士さんも

「なかなかない活動ですよね。子どもたち、

喜ぶわ! お母さんたちもね。

プロって演奏して聴かせて帰っちゃうのが普通でしょ」

とニコニコ期待感いっぱい。

年度が変わったタイミングで・・

などといっていられない、

さっそく来月からお願いします!

ということになりました。

というのも

年度が変わると師長さんは他の病棟へ異動することが決まっているので

せめて1度だけでも体験したい!

というのも急ぐ理由のひとつ。

子どもたちに混じってはしゃぐ師長さんの姿が

一瞬で目に浮かびました。

プレイルームではもちろん

ベッドサイドにも足を運ぶボランティアはいないそう。

ベッド上で安静が必要な子どもも対象なんですね、

と目を輝かせていました。

ベッドサイドへとお願いしても

ボランティアさんたちは抵抗があるのか

遠慮して帰ってしまうんですよ。

とも話していました。

これほどまでに期待されていることがうれしく

私たちのこだわり

”参加型のプロフェッショナルアート”

が意義あるものだと改めて確認できました。

翌日保育士さんから頂いたメールです。

”参加型の活動にとても魅力を

感じました。

また、ベッドサイドでの活動もなかなかできないので

是非お願いします!”

プロの芸術でありながら

劇場型でなく

一緒に楽しむSHJのスタンスは

どの病院や施設でもSHJならでは!

と好評を得ています。

”参加型のプロフェッショナルアート”

決して譲れないこだわりです。

Smiling Hospital Japan Official Website

千葉地区活動ブログ

Smiling Hospital Japan Facebook

松本恵里Facebook

 

 

〜表現の天才たち✨〜

SHJの音楽家たちが”音を楽しむ達人”なら

SHJの美術家たちは

”絵や形で自分を自在に表現する天才たち”。

画用紙、布、ひも、

数え切れないほどの色が揃った色鉛筆

紙コップ、紙皿、

色紙、千代紙、和紙、

パステル、粘土、毛糸、チョーク

リボン、ビーズ、マスキングテープ

・・・・。

見ているだけでワクワクしてくるような

ありとあらゆる素材がアートのはじまり。

アーティストの手にかかれば

材料一つひとつが生きていて

一つひとつに思いがけない

マジックが隠れているかのようです。

綺麗で

珍しくて

手触りが良くて・・・

そんな素材が

一つとして同じものがない

いろんなアートになっていく。

子どもたちは

アーティストの器用な手の動きにうっとりするのもつかの間

僕も 私も

描きたい!

塗りたい!

作りたい!

とときめき始め

素材を手に取ります。

アーティストは

最初に制作の例や

道具の使い方を提示した後は

自分の感性の赴くままに

制作活動をする子どもたちを見守り

時にアドバイスする

ファシリテーターという脇役に徹します。

病院や施設の子どもたちにアートを届ける

SHJアーティストたちは

その技の豊かさや質の高さを土台にして

主役になるのではなく

そっと寄り添いながら

安心できる空気と自由な雰囲気を作ります。

子どもたちが

自分の持つ創造性に気づき

磨いていくお手伝いをする

という立ち位置に徹します。

病院にいることを忘れて

のびのびとしたアーティストになれるように。

SHJの美術家たちは

絵や形で自分を自在に表現する天才たち。

そして

目の前の子どもをアーティストにしてしまう魔術師。

Smiling Hospital Japan Official Website

Smiling Hospital Japan Facebook

松本恵里Facebook

〜ものづくりという原風景👗〜

ものを作ることが本当に大好きで

一人没頭することが多かった幼い頃。

これは私の原風景とも言えます。

外遊びも大好きだったけれど

帰ってくると即

自分の机に向かって

またはちんまり畳の上で

”作ること”

に取り掛かったものです。

手芸好き・・

それもそのはず

母親が自宅で洋裁の仕事をしていて

お得意さんがしょっちゅう来ては

注文を受けミシンを踏んでいるのを

日常見ていたから。

素材があれば

思い通りの服を作ってしまう母を

いつもすごいな~と感心していたものです。

1枚の布が

学校から帰ると

人台に仮縫いされた身頃が着せられ、

その傍らには

足踏みのミシンを軽やかに

そして時に注意深く踏む母の後ろ姿が。

まるで魔法のように

袖や襟やクルミボタンまでも

小さな細い手でくるくると作っていく

母でした。

その頃の母といえば

生活のためにミシンを踏むことに追われていました。

だからミシンに向かう背中と

作業台の上で細かな作業をする姿しか

印象に残っていないくらい。

私が帰宅しても

待ってましたとばかりに

学校であったことや宿題のことなどを

話題に語り合う、

ということは一切なく

ただ黙々と働く姿しか。

その背中は

”あなたも

自分の世界に行ってらっしゃい”

という合図のように思えました。

床に、そして作業台に散らかった

色とりどりの端切れや余ったボタンを見つけては

「もらっていい?」

と言いながら好きな布をかき集めては2階に。

母の横で教えてもらいながら・・

という気になれなかったのは、

後ろ姿に後光が差していた・・

と言っていいような近寄りがたさと、

「忙しいんだからあっち行ってなさい」

と言っているような取りつく島のなさが混ざったような

不思議なオーラが、

さっさと一人になろう

という気を起こさせたからです。

夏物のワンピースからドレス、スーツまで

なんでも作っていたから

母に甘えられない私を

豊富な素材が慰めてくれてたのかな。

手伝いといえば

あの頃浜田山駅前にあった

よしもと

という手芸品の店

・・・当時は”糸屋さん”と呼んでいた・・・

に不足した材料を買いに行くことでした。

馴染みの小さな客に

「いつも偉いね」

と言ってくれるのがとても嬉しくて、

おじさんの笑顔に後ろ髪をひかれる思いで店を出ると

待っている母を思い浮かべ一目散で駆け出すのでした。

頼まれたものを手渡すと

もちろん、

ウキウキしながら中断していたものづくりに戻りました。

🌹 🌺 🌻 💐 🌹 🌺 🌻 💐

いろんな素材の入った引き出しを携え

病院や施設の子どもたちにアートを届ける

SHJアーティストたちは

まるで

あの頃の私の母のようにクリエイティブ。

違うところは

そっと寄り添って安心させてくれること。

あっち行ってなさい

ではなくて

一緒にやってみよう!

というスタンス。

子どもたちに混じって

一緒に活動するとき

なんだかアーティストに甘えてるみたいな

自分に気づきます。

Smiling Hospital Japan Official Website

Smiling Hospital Japan Facebook

松本恵里Facebook

おまけ・・

そういえば、手芸好きが高じて作ったアンパンマン着ぐるみ。これを着てNICUへ行ったなあ・・。