重度訪問介護サービス 見直しへ!

重度訪問介護サービスは、

重い障害があり常時介護が必要な人が

食事、排せつの援助や外出の付き添いなどの支援を

公費で受けることができる制度。

ただし、通勤や営業活動などの外出や

外出先での経済活動中、

さらに

在宅で就労する場合も

いったん経済活動となると

このサービスは受けられない。

ゆえに

現在

食事、排せつの援助や外出の付き添いなど

常時介護が必要な人は就労できず

社会参加が極めて制限される

という事態となっている。

もちろん、介護にかかる費用を

自費または就労先の事業所が負担すれば別だが

この重度訪問介護サービスを利用する場合の1割負担と比べると

相当な額の負担が強いられ

現実的ではない。

参院選で当選した重度障害のある二氏が、

この問題を広く知らしめた。

これから議員活動をする際に

現行のシステムでは

公費サービスが打ち切られることになる事態を

身を以て問題提起したからだ。

これまでくすぶっていたこの課題を

一気に浮き彫りにしたことは意義深い。

当事者自らの提言の計り知れない重み

説得力を感じずにはいられない。

これを受けて、

現行システムの見直しに向け、

近く、政府がプロジェクトチームを立ち上げることに。

就労しても公費サービスが受けられるようにするのだという。

8/3東京新聞朝刊を読んでやった!と胸が踊った。

これは大きな前進。

やはり当事者がどんどん主張することの効力は大きい。

当事者による当事者のための提言、施策が

今後も当たり前になっていく明るい兆しが見える。

二氏の行動力の結果として、

政府が重度障害者の就労に寄り添った決定をしたことは、

8/2投稿~「迷惑行為」ってなんだ?

で綴ったような

  重度障害者の国会登壇は「迷惑行為」

  国会のバリアフリー化は「本末転倒」

といった考え方を一蹴する。

この際、後ろ向きな考えを捨て、

改善へのムーブメントに賛同して欲しいと思う。

その力が、変革を一気に加速させるに違いない。

より多くの人たちの共感により

「障害者が働く際の介助は当然必要」

という考え方が

普遍的な課題として位置付けられるだろう。

重い障害がある人たちにとって働きやすい環境が整う、

そんな制度の見直しが

なるべく早い時点で実行されることを

強く望む。

「迷惑行為」ってなんだ?💢

重度障害者の国会登壇は「迷惑行為」

国会のバリアフリー化は「本末転倒」

という考え方はどうやって生まれるのだろう。

この種のツイッターでの投稿にいいね!が5万件(7/29現在)もついたということ。

憂いしかない。

7/29投稿「 国会バリアフリー化 共生へ前進♿︎

で綴った気持ちに泥をかけられた気分だ。

船後氏は、

職場でのヘルパーが禁じられていることが

障害者の自立を阻んでいることを指摘しながら

現行の障害福祉サービスの改善を主張。

木村氏は、

障害者と健常者の子どもが同じ学校で学ぶ

インクルージブ教育を提唱。

施設と特別支援学校で、社会と断絶させられて生きてきたという

経験をもとに教育現場を改善しようという訴えだ。

ともに当事者として

説得力のある提言。

いっぽう

重度障害者の国会登壇は「迷惑行為」・・・

国会のバリアフリー化は「本末転倒」・・・

このような意見を持つ人たちは

当事者の立場に立とうとすることもなければ

一瞬でも想像することはないのだろう。

自分には関係ない、と。

「こういう人たちの代弁者が政治家。本人たちが出てくると議事進行に支障が・・」

とまで。

ではあなたは

「議事進行に支障をきたすような本人たち!?」の立場に立って

世の中を変えようとしていますか。

またはその代弁者が政治家と考えるならば

そんな政治家を選んでいますか。

 

社会の課題を見つけて行動しようとしていますか。

健康に生まれたことを感謝し他人を傷つける代わりに

それを生かして建設的なことを行なっていますか。

 

不自由な身体を押して

世のため人のために

自分のこれまでの辛い経験をさらけ出し

経験を生かして社会の課題に向き合い

活動していこうという生き方に

敬意を持つことはできませんか。

 

自分はたまたま健康なんだ、という風に思えませんか。

 

障害のある方達への偏見は

自分の弱さに向けての腹いせではないですか。

困難を感じたことがない人はいないはず。

けれどどうせ・・と諦めてしまって

彼らのように正々堂々と行動する勇気もない。

その代わりに何かに怒りをぶつけないといられない。

自分の弱さを隠すために。

「介護人のコストはポケットから頼むよ」

などという冷淡で幼稚な考えをする人たちには

世の不条理を感じとる感性もなければ

「自分にも起こりうることだ」という

想像力もないのでしょう。

  人権意識の欠如

  時代との逆行

  グローバル社会からの脱落

  批判的精神の欠落

  攻撃対象がいることで自分を保つという自立心の欠如

悲しかな、こんなフレーズが溢れてきます。

世の中って

困難さの濃い薄いあり

性の違いや民族の違い

考え方の違いや

考えをどう形にするかもそれぞれ違う。

ー 諸行無常 ー

明日は何が起こるかわからない。

そう思えば

みんな同じ

分断したり差別したり

本当にバカバカしい!

せっかく共生社会に向けて良い方向へ動き始めたのに

当事者意識の欠落した意見を拡散することこそが

「迷惑行為」「本末転倒」ですよ!

少なくとも

いろんな人でできている社会

全員が何かしらの困難があって苦手がある。

支え合って生きていこうよ!