世の中には数えきれないほどの課題が
ひしめいています。
環境問題
紛争
貧困
教育
差別
保健・医療
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根っこにあるのは
経済至上主義
巨大企業によるグローバル化。
ここから環境変動が起き
様々な問題を引き起こしている
という論理がありますが
私も迷わず納得しているところ。
しかし
グローバリゼーションに
価値を置く時代から
ローカルな経済へ。
一人ひとりが希望を追求できる社会へ
変わり始めているような気がしています。
度を越した経済活動が
環境変動を起こし
様々な問題にまで波及していることに
たくさんの人たちが気づき始めたからです。
だから
国連加盟193か国が
2016年から2030年の15年間で
達成するために掲げた17の目標として
SDGsを採択したのだと思います。
その目標とは
貧困 人権
教育 衛生
格差 エネルギー
そして
気候変動までに及んでいて
その発端が
根っこでつながっていて
最終的な目標は
世界平和
という一つのゴールに向かっている
という趣旨であることは
大きな希望を与えてくれます。
目の前の問題をかたっぱなしから片付けようとしたら
イタチの追いかけっこ。
何が気候変動を引き起こしているか
行き着く先はどうなるかと危惧する
トゥーンベリさんの主張は
もっと大局を見ようよ、
自分たちの生きる地球を守り
持続可能な発展を実現していこうよ
と根本を見据えています。
まさにSDGsの趣旨に合致しています。
「大人たちは経済発展の名の下に
未来ある若者を裏切ってきた」
という彼女の主張は
手厳しくもあり
言い得て妙。
しかし
大国のリーダーたちは
彼女を見下し、
偏った考えの人たちは
誹謗中傷を繰り返し
世界中の若者たちのムーブメントを
潰そうとする。
だいの大人の方が大人気ない。
トゥーンベリさんは
ノーベル平和賞候補に
一旦は名が挙がったけれど
気候変動と紛争解決は
必ずしも結びつかない、
という理由で
除外されたと知りました。
SDGs の趣旨が
ストンと腑に落ちた直後
なんとも裏切られたような気持ちです。
ノーベル委員会が
巨大企業に忖度しているなどとは
決して考えたくないことですが。