病棟に届けよう 色ぬり紙芝居🎨

やっと活動が再開になったとはいえ

1か所のみ。

そうしている間も再び感染者が増えたりして

先が読めない状態は長く続いています。

活動が停止になった3月には

訪問して参加型芸術活動をする代わりに

アーティストによる塗り絵のプレゼントを。

4月に入って、これは長引きそうだ

という判断から

アーティストによる動画を順次YouTubeチャンネルにして公開

してきました。

スマイリングちゃんねる

退屈した時にリマインドできるように

病棟や施設にポスターを貼っていただいています。

そして6月、

新しアクティビティとして

絵本作家 保科琢音さんが

「色ぬり紙芝居」を作ってくれました。

A5サイズ(210X148mm)で 全10枚セット。

お話、紙芝居の作り方説明および

保科さんのメッセージ付きです。

幼児さんならお母さんか保育士さんと一緒に

小学生以上ならお話を読み進めながら

塗り絵を楽しんでどんどん作っていきそうです。

10枚あるので分担して作ったらコミュニケーションも生まれて

プラスαの活動が生まれるかもしれません。

さらに

パターンの繰り返しのお話なので

自分で考えて新しい場面を挿入してもいいし

作り方を覚えたら

全くオリジナルの作品を作ることもできます。

塗って作って周りの人に読んで聞かせて・・

とたくさんの主体的な活動につながりそうです。

紙芝居制作という1つのワークの中に

多様な作業、多様な遊び方、

そして作ることを通して

周りと交流する機会が生まれます。

手を動かすことで世界が大きく広がります。

「色ぬり紙芝居」

全国の病院に発送中です。

音楽も制作活動も

主体的な活動になればアートの果たす役割や価値が

倍増すると考えます。

私たちの推進する「参加型芸術活動」は

その場の鑑賞で終わってしまう劇場型ではなく

アートを媒体として主体的に作り出すこと。

新しい日常になった今

私たちの活動を必要としている現場へ

万全の感染対策のもと

変わらない価値を届けたい

以前のように当たり前に

「参加型芸術活動」が

どこの現場にも届けられる日が

早くきますように。

それまでは月単位で

新しいワクワクのアクティビティを届けられるよう

アイデアを絞っていきます。

保科琢音 ホームページ

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活動再開!\(^o^)/

”活動もままならない現在

あとどのくらいしたら現場に行けるのだろう・・

と悶々とすること頻り”

と書いたのがつい前回のブログでした。

再開はいつになるかはわからないけれど

信じて待つ、という姿勢で

今できることに専念していました。

そこへ、

広島地区コーディネーターより

「県立リハビリテーション病院からの再開の依頼があり

活動することになりました!」

と嬉しい連絡が入りました。

あるのです、こういうことが。

”念ずれば花開く”

というけれど

本当に大事なことや必要なことは

信じていれば実現するんですね。

日頃の団体の動きを

お天道様は見ていてくださっている、

と実感した次第。

普段の活動が現場の役に立てているから・・

そして

日頃から活動が真に求められているのかの

振り返りと改善をしているから・・

「万全の安全体制を敷いているから来てください!」

という声かけをいただくのだろう。

アーティストたちが

それだけ質の高いパーフォマンスやワークショップを

実行してくれているということ。

そしてアシスタントも含めて

現場の事情やニーズに応えているから。

アーティスト&アシスタントの真心の賜物です。

在宅訪問学習支援「学びサポート」も

「大丈夫です、来てください」

という声をもらって

今週から再スタートする運びです。

もちろん

第2波第3波が必ず来る、

と言われているから

せっかく再開になっても

いつまた停止になるかわからない。

しかし

今回呼んでくださったということで

また同じような停止期間があっても

再度活動を再開できる、という確信を持ちました。

有事の際に真価が問われる、

というのはまさにこのことだと

再開が嬉しくて自画自賛の朝シャワーを浴びています。

*****

コロナ禍において活動がストップしていて

このまま活動ができなくなってしまうのではないか・・

と不安を抱いているNPO団体が多いと聞きます。

私たちもそうでした。

そんな中、

他の団体はどうしているの?

悩みを分かち合いたい・・

工夫していることを参考にしたい

といった趣旨で

東京ボランティア市民活動センターにて開催される講座で

ゲストスピーカーとして話題提供することになりました。

44ある活動病院・施設のうち

1つの病院が再開を決めてくれた、

しかしこれからもストップするかもしれない・・

在宅訪問学習支援の活動でもほとんどの利用者さん宅が

再開を決めてくれた。

しかし不安は払拭されたわけではありません。

未だ姿のはっきりしない新型ウイルスに対する

身構え方、心構えの仕方、そして危機感の度合いは

利用くださる側、ボランティアとして活動する側

その立場の中でも個人個人で違います。

確実にその実態がわかっていないものに対して

ガイドラインを作る、ということはとても難しいこと。

国レベルでこれだけ揺れているんですから。

講座ではみなさんと一緒に

大いに悩んで

大いに意見交換したいと思っています。

*****

突発的な災害などの事象での支援活動に取り組む団体にとっては

社会の変化を見据えて変革することが何より必要です。

しかし、変化に振り回されないことも時にたいせつです。

特にわたしたちの目の前にいるのは

難病や障がいで病院や施設で頑張る子どもや

在宅で重度の障がいとともに生きる子ども。

世の中に何が起こっても存在します。

社会が変化しても病や障がいと闘わなくてはなりません。

団体のフィールドの持つ普遍性というのは

いつでも活動の軸となり指針となります。

ぶれずに

団体の根幹にある理念と目的を見失わないように

”初心を忘れず”

を心がけたい。

常日頃から思うこと。

いったんコロナで揺らぎ

そして

コロナで確信したことです。

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「変わるもの 変わらないもの」👍

昨日、ニュースレター第25号の発送が完了した。

発行は年4回(3月、6月、9月、12月)の季刊だ。

毎回、担当のスタッフから3か月分の活動報告(北海道から沖縄まで3ヶ月で合計約150回活動。これを見やすく表にしてくれる)と

トピックスは定番メニュー。

その他あっちからこっちから

これ!と思う素材を集め、

新しい事務局員が増えれば

自己紹介文を執筆してもらい・・

連載の漫画をアーティストから受け取り

団体概要をアップデートし

挨拶文を書き・・・

8ページの充実内容!。

しかしこの3~5月は新型コロナウイルス感染拡大を受けて

全面的に活動停止だったため、

3ヶ月分の活動報告の代わりに

この間、状況に合わせて新たに始めた活動を紹介している。

全国の病院、施設へのSHJアーティストオリジナル塗り絵のプレゼント。

それから

SHJアーテイストが病院や施設の子どもたちのために新たに作成した動画を集めたYouTubeチャンネルについて。

さて、

プリントパックに700部印刷を依頼して

しばしホッとする。

ピンポーン!

きたきた、印刷の仕上がったニュースレターが。

毎回ドキドキしながら巨大なダンボールを開け

冊子を手にしてワクワク。

内容を確認してドキドキ。

その後の発送作業は

2名の事務ボランティアさんに事務所に集まってもらう。

前もって他の事務ボランティアさんにゆうメールのスタンプを

大量に押してもらった封筒に

宛名シールを貼るところから始まる。

「あ、〇〇さん、会員継続してくれてる!」

とか、

「この間会った時にスマイリングのこと紹介した人、寄付してくれたんだね、嬉しいなあ」

などと一人ひとりの顔を思い浮かべながらの

おしゃべりも意義あり。

もちろん、お会いしたことのない会員や寄付してくださった方の名前もたくさん。

こんな時、改めて感謝の気持ちを新たにする。

「せめて心を込めて作ったレターで、支援がどう生かされているのか

報告しないとね・・」

ああでもな、こうでもない

と話に花を咲かせることで

手も口もはかどる。

女子はいつもそう。

院内学級にいた頃、女子の病室でも

病院での制作活動でも

口と手は連動する。

そしてそのことで効率も上がるし

情報交換や共通点発見!などあり。より仲良しにもなれる。

途中で買ってきてもらうお弁当はいつも美味。

デパ地下の凝ったお弁当の時もあるし

駅前のスーパーで、という時もあり。

毎回、インクの匂いも嬉しいほやほやのニュースレターを

ボランティアさんに渡すのがいちばんの楽しみだが、

その次のお楽しみがランチの時間。

しかし今

「こんな時だから・・・」

と言ってやむなく来てもらうのを諦めた。

日常が一変してしまった今、

緊急事態宣言こそ解除されたが

やはり「集まる」ことは

できる限り避けることが好ましい状態。

学校も始まり

人の動きはかなり戻って

交通機関を使って人混みの中を来てもらうことは避けたかった。

「こんな時だから・・・」

宛名シールを印刷して封筒に貼りレターと添え文を封入して・・と

数日に分けて

黙々と一人でやってみた。

楽しいおしゃべりの代わりは仕事が捗るラテンのBGM。

しかしいつもとは全然違う。

ボランテイアさんのありがたみが染みる。

仕事を終えた夫に封入の作業を手伝ってもらい

ゆうメール500通ほど

郵便局へ運搬。

「こんな時だから・・・」

ニュースレターもメルマガなどオンラインでいいんじゃない?

というのが時勢のような気もするが

やはり、参加型、本物、実物

にこだわる普段の活動へのこだわり通り、

現物を実感をもって一人ひとりに届けたいし

受け取った支援者の方にもこの3ヶ月のSHJの活動を

手にとって実感してほしい。

🏵 🏵 🏵 🏵 🏵

新しい日常。

変化した生活様式の中

変えるべきもの多々あり。

しかし

変わらないものあり。

変えないものあり。

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SDGs「誰一人取り残さない」 という理念を実現させるためにSHJができること。

SHJが2年前に開始した

在宅訪問学習支援「学びサポート」。

これは他でもない

「誰一人取り残さない」 というSDGsの理念に合致しています。

ホームページを開設しました。

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この活動を始めた理由を振り返ります。

病棟での参加型芸術活動を始めてしばらくした頃

病室の子どものところへ案内してくれる病棟スタッフが

重症心身障がい児のベッドサイドを素通りしてしまう

ということが何度か重なり、

その時の違和感は頭から離れませんでした。

障がいの重い子どもに対する社会の目が

そこに凝縮されているように感じたのです。

→2018/7/17投稿~ここにいるよ、学びたいよ

アーティストにとっても

障がい児への関わり方について戸惑いを抱く場合が多いのは事実。

ですから研修会で学び合ったり

ハンドブックを作成し配布したりしています。

活動をより充実させたい

わからないことをわかりたいという

アーティストたちの高い意識と向上心のおかげで

障がい児への関わりを

活動者自身も活動を楽しみ、

子どもたちから学ぶようになりました。

さらに

病棟で対象外とされたこのような子どもたちは

退院して在宅を余儀なくされた時に

どれほどの疎外感や活動不足と折り合いをつけながら

生活しなければならないのだろう

という思いに胸が締め付けられ、

駆り立てられるようにして

在宅訪問学習支援「学びサポート」

を開始した、というのが経緯です。

「学びサポート」は

医療的ケアや重い障がいのために在宅医療を受ける子どもへの

学習の機会と質を補うことを目的とし、

  • 学び合うこと
  • 一人一人の困難さに寄り添うこと
  • 豊富な教材を用意すること

を大切にしながら

学習支援ボランティアが対象児・者の家庭に訪問し、

個別のニーズに合わせた手作りの教材や支援機器を使い、

主体的な学習の機会を作っています。

障がいが重い子どもは、大きく分けて

運動、感覚、意思伝達

という3つの困難さに日々直面しています。

運動の困難さがあると、

思いどおりに身体を動かすことができないために

自分でやってみるという行為が制限されます。

見えにくさや聞こえにくさ、触覚の過敏など感覚に制約があると、

私たちが普段何気なく受け取っている

「どこ・だれ・なに」などの、コミュニケーションや

行為の土台となる情報を十分に活用できない可能性があります。

「制約が多い分諦めていたけれど方法さえ工夫すればできる事がたくさんあることに気づき、我が子の可能性に気づいた」

「親としても希望が持てるようになった」

お家の方にとって

我が子が輝く姿が何より嬉しいものです。

この度

「学びサポート」のホームページができました。

スマイリングホスピタルジャパンのHPにリンクしています。

「学びサポート」ホームページ

活動中に病棟で取り残された子どもたちの姿が

「学びサポート」の原体験。

誰一人取り残さず

一人一人の違いを大切にし

誰もがどんな状況にあっても主体的に学ぶことのできる土壌を作るために

これからも学習支援ボランティア一同

取り組んでいきます。

– 参考までに –

SDGsについて・・・

2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包 摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標。→外務省HP

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〜コロナ禍が深めた病院との絆〜

活動できなくても・・

病院からのメッセージは何よりの励みです。

アーティストのファシリテートのもと

子どもたちが主体的に音楽や創作活動をするのが

SHJの本来のかたちですが

現場に行けない・・・

ならばどうする?

子どもたちのことをひたすら思いながら

アイデアを絞り形にするのも

SHJの(新しい)本来のかたち。

社会情勢に合わせて

事業自体を休止するというのは

世の中がどう変わっても変わらない

「病気や障がいと闘う子どもがいるという現実」

に背を向けることになります。

この気づきはコロナ禍がもたらした

発想の転換という福かもしれません。

アーティストの協力により

塗り絵の図柄の提供を受け、

病院からリクエストを募り、

せっせと印刷。

そして病棟ごとに手書きのお手紙を添え・・・。

44ある活動場所のうち

大多数の病院、施設にプレゼント完了。

普段の活動で

毎週どんなアーティストかな、

と子どもたち、病棟スタッフ、ご家族が

楽しみにするのは

バリエーション豊かな

音楽やパーフォマンス系のアーティストたちのおかげ。

そんなアーティストたちの動画を楽しんでもらおうと開設したのが

YouTube ”スマイリングちゃんねる”。

各病棟に

「スマイリぐちゃんねる」でけんさくしてね!

というポスターを掲示し楽しんでいただいています。

アーティストたちは

病院・施設へ行けないもどかしさ

そして

自らの表現活動ができなくなってしまっている無念を胸にしまい、

プレイルームにも集まれない子どもたちを思い、

病室で一人でもできるワークを工夫し・・

楽しい動画を作って集めて・・

笑顔を何とかして届けようと

一生懸命です。

そんなアーティストたちの思いを

最大限大切にし

ずっと病院で施設で活動が続けられるようにするのは私の仕事。

私自身が今できること。

みんなのアートを現場へ届けながら

団体の思い伝えること。

各病院からも折り返し

嬉しいメッセージが届きました。

「このような気遣いをいただきありがとうご
ざいます。明日の笑顔のために、皆で支え会いましょう!」

「当院の子ども達や医療スタッフのことを気にかけていただき、温かい労いの言葉と支援を提供いただいたこと、当院一同心より感謝しております」

「気遣いのお気持ちだけでも嬉しいところを、
このように具体的な支援として提供してくださり、大変有難く感じております」

「病棟での活動ができない中でも、このように支援していただけて非常にありがたく感じています」

「1セット毎、とても丁寧に梱包してくださり、手書きのお手紙まで入れていただき、お忙しい中子どもたちのことを思って準備してくださったとを思うと、とても嬉しく心が温かくなりました」

「気持ちがホッと暖かくなる素敵なプレゼントをありがとうございました!」

「コロナ騒ぎの中,少々疲れ気味の看護部長をはじめ各科の師長さんに見ていただいたところ『小児だけでなく認知症や精神科の患者さんの行動療法としても使いたい』との意見が上がりました。心の安定を得るために活用させていただきます」

「同封してくださったお手紙も拝見させていただきました。このような状況の中で、温かいお心配り、大変感謝しております。
素晴らしいアーティストさんたちにお会いできる、再会できる日を、子どもたちとともに楽しみにしています」

嬉しい。嬉しい。

病院と一致団結して

子どもの闘病を支えていこうと

現場に行けない今、

初心を胸に思いを新たにしています。

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