アーティストはもちろん、活動を支えるアシスタントの存在はとても大きいもの。
活動報告書のアシスタントコメント欄は毎回臨場感たっぷりです。
ここで一部紹介します。
日赤での眞理さんの活動~ピアノ弾き語り&リクエスト~ 重度のお子さん達がアーティストのお話や歌を聴いている様子、息遣いや目 元、お口の形の微妙な変化などを見るにつけ、感動で震えるそのお子さんの心が命を紡いでいるのではないかと思います。 今日は眞理さんの世界に浸っていて、ふとそんなことを強く思いました。 お子さん達それぞれの感性を、保育士さんのアドバイスも頂きながら眞理さんのピアノと歌声がノックしていきます。 ああ やっぱりこれが大好きなんだあ♪と思える感触があった時は、それを再確認できた嬉しさを味わせてもらっています。 付き添いのお母様のリクエストはアナ雪♪ ほっとひと息 肩の力を抜いて緩んで頂けたでしょうか。 眞理さん、今日も温かくて優しい時間をありがとうございました。
日大での麻里さんの活動~塗り絵・貼り絵ワーク~ なんとも頼もしく、可愛い新人アシスタント現る! プレイルームでは一番乗りの女の子が待っていてくれました。 複雑な点滴スタンドを操りながら皆さんを迎える準備のお手伝いも楽しそう。 ここに並べるといいねとアドバイスもしてくれます。 マイ鉛筆削りも持参していてみんなで使わせていただきましたよ。 その鉛筆削りが話題に一役買って、塗り絵の最中に大人たちはネットで検索しはじめたり、終始明るく楽しく和やかな空間です。 丁度お勉強の時間でここに来られないお子さんの為にお母様が塗り絵を選びに。 麻里さんのポップでお洒落で可愛いイラストを目にすると、子供達より大人の方が迷いに迷っているのは何処の活動でも一緒ですね。 又、お家に居るおねえちゃまにも、こんなのが大好きと言いながらご希望のものを持ち帰るお母様も。 かぶとむし・カブトムシ・甲虫・・と整然と並んだカブト虫だけのイラストは早々に品切れ! ちょっと立ち寄ったドクターも男の子の塗り絵を見ながら、カブト虫と言えばヘラクレス!!と。 女の子たちはハートもキラキラも大好き。 おしまいの時間になっても、まだまだいっぱいキラキラを付けたい!とおへそを曲げているお子さんの笑顔が見たくて、そばの大人達もなんだかんだと言いながら大急ぎでお手伝い。 まだまだ言葉が少ない幼児さん。描いているのか塗っているのか、大胆な色鉛筆使いにみんなして良いねっ、上手だねぇ。 なんだか大家族のようで温かいのです。 どの日も『今日』は、此処こそが日常なのですね。 病棟に居ても、少しでもお家のように自分らしくいられること。 子ども達の為に、ご家族もスタッフさん達もきっとそんなことをとても大切になさっているのだなあと思いました。 そして麻里さんはいつだって自然体。 このプレイルームでみんながぴたっと一つの絵のようでした。
一つ一つの活動を大切に、その余韻に浸りながら振り返る時間も豊かなひと時になっていたら嬉しいです。
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