最近同じようなことばかり書いているけれど
私には
病棟に閉じ込められて闘病を頑張る子どもたちのこと、
障がいという困難とともに生きる子どものことしか頭にないから
結局はここに行き着きます。
新型コロナウイルス感染が拡大し
世界中で猛威を振るい
非常事態宣言は全国に広がりました。
入院・・ただでさえ閉塞状態の中、
院内学級は休校
さらに面会も激減し
当然ボランティアの訪問も中止となってしまった。
自宅で過ごす重い障がいのある子どもにとっては
訪問者や活動が激減し
訪問医療や訪問看護にも支障をきたしているに違いない。
毎日が成長過程にある子どもたちの日常には
楽しいと感じたりワクワク感動したりする活動はなくなり
全く覇気のないものになっているだろうという想像が
頭の中をぐるぐる回っています。
子どもたちはどうしているだろう・・。
世の中がどんな風に変わっても
何が起こっても
自分個人の身に起こってしまったこと
ー 長期入院を必要とする病 ー
ー 障がいという不自由 ー
と、日々向き合って克服していこうとする子どもたちのひたむきさや現実を受け入れようとする潔さのようなものには
ただただ圧倒され敬服するのみです。
彼らに会いに行って一緒に活動することが叶わない今、
この状況にある子どもたちを思うだけで
ただただ手をこまねいているのが気持ち悪くなり
アーティストに協力を求め実現したのが
「塗り絵のプレゼント」。
そして音楽や大道芸などの
「Youtubeチャンネルの配信」。
仕事としての芸術活動もほとんど中止になっているなか、
子どもたちのところに行けない歯がゆさを持て余し
今この瞬間も子どもたちのために・・
と心を尽くすSHJアーティストに
感謝の気持ちを込めて思いを馳せます。
SHJ活動の4つの柱は
✔︎定期訪問
✔︎参加型活動
✔︎個別活動
✔︎本物のアート
✔︎定期訪問も✔︎参加型も✔︎個別活動も叶えられないけれど
SHJには✔︎「本物のアート」があります。
活動方針として一番大切にする参加型は今は無理。
だけど
アーテイストたちのパーフォマンスを観て
少しでも元気になってほしいというのが
全員の願いです。
何より、いち日も早く日常に戻り
4つの柱が叶う日が
子どもたちと一緒に笑いあえる日が
再び来ることを願う毎日です。
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