病院ごとに担当の活動アシスタントボランティアがいますが、当然のことながら、都合が悪い時もありあす。
そんな時はホイホイと出かけていくのも代表の仕事の一つと思っています。
月曜日はそんな日でした。
アーティストのパーフォマンスやワークショップを子どもたちに混ざって楽しんでしまうのは、普段ボランティアに任せきりにしている証拠。
おっといけない、プレイルームでの参加人数を数えるのを忘れた!と慌てて保育士さんに聞くこともあったり。
でも慣れているアシスタントは、もちろん、一緒に楽しみながらも自分の立ち位置を外すことなく、アシスタントの仕事をしてくれています。活動が終わればアーティストから送られてくる報告書に必要事項を追記して事務局に送るのもアシスタントの仕事。なくてはならない存在です。アシスタントへの感謝を新たに。
さて、今回の担当はジャグリング、パントマイム、バルーンアートの徳島はっちーさん。
はっちーさんの報告書がたった今届き、感動再び!
毎回丁寧な報告をしてくれるのが運営していく上での励みになります。
コメントより抜粋
「子どもたちの反応は様々で、泣く子、笑う子、ぽかんと凝視したままの子、ほとんど表情の変化はないけどコミュニケーションを続けているうちにほんの僅かながら口角が上がる子(こういう僅かな変化に出会えると凄く嬉しい)など、当たり前ですけど全く同じ反応の子はいません。そして、どういう反応であれ心が動くことがまずは大事ではないかなと…。泣かれた言い訳ではありませんが(笑)泣くことも笑うことも驚くことも等しく大事だと思うのです。笑うことだけが正解なのではなく」
それでもはっちーさんは正直者。
「そうは言っても笑ってくれると嬉しくて、調子に乗ってプラスのサービスが入ったりするわけですが(笑)」
そしてここからが自慢のスマイリング効果。
「これは毎回のことですがSHJ活動の帰りは自分でも妙なくらい清らかな気持ちになっていて、しばらくは心穏やかな優しい時間が続きます。入院中の子どもたちと接し、喜んでもらえるという体験は普段の生活では味わえない感動で、その感動を通じて逆に自分のほうが洗われるような感覚があります」
それでもやっぱりはっちーさんは正直者。
「残念ながらその日のうちに元の自分に戻ってしまうのですが(笑)」
だからアーティストは繰り返し活動を希望されるんですね。
単発のイベントでなく、子どもたちの日常に関わるSHJはどの病院、施設も繰り返し訪問します。「定期訪問」という活動形態は、子どもたちのためだけではなく、アーティストのためでもあった!。
win winて素晴らしいな。
SHJが続けていける秘密がここにもあります。