昨日の活動にお邪魔しました。
ボサノバシンガーIzauraさんとギタリストの板垣武志さんのデュオ。
ゆったりしたボッサのスタンダードは昼下がりにぴったり。
自然に身体が揺れ、その揺れに身をまかせるようにいつの間にかとても癒されている、それがボサノバの魅力です。
え?子どもにボサノバ!?
そんな大人の声が聞こえてきそうですが、
心地よいリズムに乗って決して無理せず自然に、
本当に自然に波に乗るような、そして身体が軽くなるような、
なんとも心地いい音楽です。
好きとか嫌いとか、子ども向けとか大人向けとかを超えた、
気持ちいい!音楽なのです。
Bossa Nova、ボッサ・ノーヴァ、ボサノバ、ボサノヴァ、ボサ・ノバ・・・
いろいろな表記があるけれど、一番かっこいいのはBossa(ボッサ)。
1950年代の終わりにブラジルで始まったというからとても新しいジャンルなんですね。Antonio Carlos Jobin(アントニオ・カルロス・ジョビン)と言えはボッサの生みの親。歌手でありギタリストでもあるJoao Gilberto(ジョアン・ジルベルト)によって民族音楽サンバのリズムにジャズの要素を取り入れて作られたもので、1962年にStan Getz(スタン・ゲッツ)がアメリカへ紹介し、独特なステップとともに広く世界中に広まった(ブリタニカ国際大百科辞典より)そうです。
私はJoao Gilbertoの娘(確か)、Astrud Bilberto(アストラッド・ジルベルト)の、軽快だけどけだるいボーカルがとても気に入って学生時代からよく聞いていました。
”イパネマの娘”があまりにも有名です。
このイパネマの娘、もちろんIzauraさん、歌ってくれました。
板垣さんの癒しのギターに乗って。
童謡や唱歌、オリジナルソングもボッサで!
Izauraさんが用意してくれたパーカッションの小物で一緒にリズム、それから声をだしてみんなんで歌って♪。
クリスタルと音叉を組み合わせた打楽器クリスタルチューナーはIzauraさんの発想。
清く透き通ったクリスタルの響きを子どもたちは何度も何度も鳴らしてうっとりしていました。サンタさんにこれを頼むんだ!だって。
”初めての活動で試行錯誤でした。でも心から子供どたちとの交流が楽しくて。病気でも、歩けなくても、気持ちはみんな一緒なのです。小さくても大きくても。また来月、何をしようかな?と今から楽しみです”
とIzauraさん。
隣のトトロの歌の時は、歌詞とともに、Izauraさんの妹さんが描いてくれたトトロを見ながら!
Bossa、大好き!