SHJのこと

〜スマホジの旅立ち🎁〜

スマホジ?

何それ?・・

スマホジとは

スマイリングホスピタルジャパンのマスコットキャラクターのこと。

私の落書きから始まって

HPのトップバナーやニュースレターにも登場させてきました。

この8月

長引くコロナ禍の重苦しさと出口の見えない閉塞感から

自然と趣味の裁縫道具に手が伸び、

「よし、スマホジマスコットを試作してみよう」

と思い立ちました。

いつでも思い立ったら吉日です。

引き出しにしまってあるはずの布を引っ張り出しました。

あった、あった。

初孫が助産院から退院する時にかぶせるために

オーガニックコットンで作った帽子ののハギレ

そして

溜め込んでいたフエルトが眠っていました。

これだけあればなんとかなるかも。

足りるのか足りないのか、そんなことはどっちでもいい。

足りなかったらユザワヤに走るのみだ。

製図も型紙も作らず思うままに夢中で切ったり縫い合わせたり。

布はギリギリ足りました。

というより

ある分で作るのです!

よくも悪くも

見切り発車はいつもの行動のパターン。

さっそく丸く巾着型に絞った頭の部分に綿を詰めると

食べるわ食べるわ。

巾着の口の中へと

在庫の綿はあっという間に半分入っていきました。

まん丸の頭が出来上がると

イメージがどんどん膨らんで

胴体、腕、脚と進めていくうち、

その形状の丸っこさにだんだん愛着がわいていく。

刺繍糸で目と口を添え

仕上げは頭のてっぺんに毛を3本。

細く切ったフエルトを2つに折り、くるくると縫い合わせ

脳天に縫い付けると

ピン!と3本立ちました。大成功!!

その姿が愛おしくてたまらなくなり・・・。

久々の親バカ気分です。

そうしている間はコロナによる憂鬱さは飛んでいました。

闘病中の子どもたちにクリエイティブな活動が必要だという理念を

実感しました。

アートや物作りは心を解放する・・・

どんなときも共通の普遍性なのだと分かります。

悶々として行き詰まったら

今の状態からいっとき離れてみる。

そして実際に手を動かすことで

気持ちの持ちようや

気分が変わるものです。

さて、このマスコットを

在宅訪問学習支援「学びサポート」で使っている

教材の紹介写真に使いnoteに載せると

スマホジが欲しい!

という声が聞こえ

すっかり気を良くした私は量産を開始しました。

収益事業を始める準備段階に入っていた時期です。

前出の「学びサポート」で使用する教材集、

「バリアフリーみんなの教材図鑑」そして

病院ボランティアのための

「SHJボランティアハンドブック」を

SMILING STOREにて販売開始したのが10月1日。

頃合いをみて

スマホジも販売しようということになってはいたものの

図鑑購入希望のメールに

「スマホジ希望」というメッセージを見つけた私は

さらに気を良くして

収益事業開始1ヶ月後の11月1日、夜9時に

ショッピングサイトにて公開しました。

気になっていたのか、

夜明け近くに目が覚めると、5体もの

「アイテムが購入されました!」

というお知らせが届いているのに気づき

嬉しくて眠ってなどいられず

暗いうちから起床し

在庫の再検品を始めました。

そしてその在庫も昨日在庫1となり

今日はいちにち

制作ボランティアと一緒に心を込めてハンドメイドします。

バッグを背負わせ、お尻にタグをつけて完成です!

お求めくださった方からの嬉しいコメントは、

「とても可愛い!手作りとは思えない完成度」

という作品に対するもの。

「これからスマホジちゃんがどんどん仲間を増やして成長されることを願っています」

という団体を応援する声。

そして

「入院中の3歳の我が子に持っていきます」

という一番届けたいところにお母さんが届けるという

最高に嬉しいメッセージ。

今はまだ再開できないでいる現場で

闘病を頑張っている子どもに

スマホジが私たちに代わって応援に行ってくれるということ。

これほど嬉しいことはありません。

入院中の子どもたち全員に作って届けたいくらいです。

これからも

新型コロナウイルス感染拡大が早く収束しますように

新しい日常が固定しても活動が早く始められますようにと

ひと針ひと針祈りを込めて作っていきます。

スマイリングストアで販売中❣️

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