SHJちくちくチーム
「ボランティアさんも来れなくなり
活動が大幅に減り、
子どもたちはYouTubeばかり見ていて
目や健康が心配（病院なのに！）」
という保育士さんの声を受け、
塗り絵や迷路、
ペーパークラフトを送ってきました。
加えて
さらに手を動かす活動を提供できないか、
そしてそれが一過性のものではなくて
使えるもの
飾れるもの
自分の作品として大事にしたくなるもの
だったらなおいいな、
と考え
”布を使って作る”ことのできる
手芸が得意なボランティアが集まって
SHJちくちくチームを結成しました。
製作キットをワイワイ作って各病院へ送っています。
スマホジちゃん手作りキット
ティッシュケース手作りキット
次なるものを
ちくちくチームリーダーが目下考案中。
お母さんのために
さてさて
子どもたちへのプレゼント製作が着々と進むうち
ちくちくチームがお母さんのために力になれることはないかな、
と考えたのが
CV（central venous=中心静脈：以下CV）カテーテル保護カバー作り。
我が子の病気が診断され入院。
治療のためにカテーテルを挿入することになった我が子に
保護カバーをお母さんたちは
手作りしているのです。
入院生活に必要なものを揃えて
学校の手続きをして・・
と悲しんでいる暇もないくらい忙しいお母さんが
余裕のない中で作っている・・・。
わたしたちが引き受けたい！
と、そう思ったのです。
CVカテーテル保護カバーとは
カテーテルとは
体内に挿入する管のこと。
点滴や静脈注射を行うとき
鎖骨、首、太ももの付け根の血管に
カテーテルを挿入し
先端を心臓近くの太い血管、中心静脈に位置させますが、
これを中心静脈カテーテルといいます。
注射や点滴、採血をするときに
このカテーテルに注射器や輸液チューブをつなぎます。
点滴のたびに針を刺されるのは痛いし
感染症を予防することもできます。
このカテーテルの挿入部は
合併症や感染を起こす恐れがあり
とても気をつけなければなりませんが
保護カバーをすることで、医療者にとっても
より厳重な管理ができます。
参考：科学療法サポート
現在、医師による検品中！
特に小さな子どもにとっては
鬱陶しいし
動いているうちに何かの拍子に
引っ張ってしまい
抜けてしまうのを避けるために
保護しなくてはならないのです。
そこで
このCVカテーテル保護カバーを作ることを思いついたのです。
現在試作品を医師にチェックしてもらっているところで
合格の暁には
病棟に数個おいてもらって
必要になったらすぐに看護師さんから
お母さんに渡してもらえるようにします。
柔らかい布で、
布の柄や色も数種揃えて
子どもに選んでもらう。。。
体内に管を刺され辛い子どもたちに
少しでも笑顔になってもらえたら
そして何より
お母さんが少しでもほっとできたら
と願います。
医師からの合格通知を待つ間、
サイズや色のラインアップを考えています。
すでに作成しているボランティアや
作成して販売している方もいらっしゃるようです。
私たちの取り組みが少しでも足しになれば嬉しいです。
閉じたところ。他に色々な柄で作ります。ひもはもう少し長い方が調整して使えるかも
開いたところ。下部中心にポケットが付いていてロックしてあるルートをしまえるようになっています
アートで人は元気になれる
アートが好き、アートで人は元気になれると共感してくださる方、
「SHJ子どもとアート研究会」で一緒に子どもたちを応援しませんか。
＊まずは代表著書「夢中になれる小児病棟」を読んでみる
＊＊＊＊＊
SHJを応援しませんか？
例えば月１〜２杯のコーヒーを子どもの笑顔に変えませんか？月500円からのマンスリーサポーターを募集しています。いただいたご支援は、アーティスト謝金、交通費、抗体検査、そしてアート＆学びサポートセンター運営費に有効に活用させていただきます！マンスリーサポーター申し込み
Smiling Hospital Japan Official Website
Smiling Hospital Japan Facebook
事務所/SHJアート＆学びサポートセンターへ、
ぜひ足をお運びください！
東京都杉並区永福4-1-9 1-B （京王井の頭線「永福町駅」下車徒歩1分！）
オープン 月 火 木 金 10:30~17:00 土日 不定期
