子どもたちの反応で必要性を証明しなくては、と力が入りすぎていたのは松本だけだった! いっぽう、アーティストたちは、自分の技で子どもたち、現場の人々を幸せにするのだという揺るぎない使命を胸に、堂々たるもの。そんな様子を、
に綴っています。
アーティストたちは、準備したプログラムや予期せぬリクエストに、ものともせずにのびのびと応えている。
いつの間にかどちらからともなく和んだ雰囲気。
そして子どもたちの笑顔を見て医師たちは、
「おお!楽しそうだな。じゃ、処置は後にするか」
そんなお医者さんたちの決断に、子どもたちは、
「よっしゃ!」と満面の笑顔。
「それにしても面白そうだな・・。いいなあ」とお医者さん。
そしてアーティスト、
「それならドクター、一緒にいかがですか?」
と大道芸のボケ役に医師を抜擢。
と言うより、半ば強制的に引っ張り込む。
これが大受けにウケて。
普段痛いことばかりするお医者さんが目の前でツッ込まれ、失敗し、頭をかく。
子どもたちはといえば、
キラキラの瞳がいっそう輝きを増し、鬼の首を取ったかのように笑いころげる。
医師は苦笑いしながらも、子どもたちの腹の底から笑う姿にホッとする。
そんな場面に何度楽しませてもらったことだろう。
お医者さんたち、ごめんなさい!
そして・・
アーティストがアーティストを呼び・・
アーティストと病棟に行くたび、誇らしげ、そして内心得意な気持ちで、
どうだ!スマイリングはプロ集団だぞ‼︎
そんな風に少しずつ活動に自信を持つことができた頃を、
SHJヒストリー27~アーティストの力~に書きました。
人のふんどしで相撲をとるとはこのことか、と自分に対して苦笑するも、
アーティストへの感謝は忘れたことはありません。
こうして幼少期からチームワークが苦手だった代表は生まれ変わり?!、スマイリングとともに成長?を始め、現在に至っています。
さて、設立の頃の反省会はこの辺でおしまい。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
明日からはまた日々の思いを綴ります。
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