つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

〜あづみ野へ〜

四季折々、北アルプス山麓の豊かな森と清流が魅力の国営アルプスあづみ野公園へ。

周期的に大自然へ足を運びたくなる習性から、まだ朝夕冷え込むのを覚悟して早春の信州へ出かけました。

おきまりのコースは中央高速を飛ばしてあづみのインターで降り、穂高のあづみの道の駅で車中泊。

道の駅に隣接するほりがね物産センター

で地場野菜や果物、花を買う。

新鮮でびっくりするほどのお値打ち品ばかり。

これだけでも都会から3時間飛ばす価値あり!

今までは烏川渓谷緑地を散策することが多かったけれど、今回はゆっくりと広大な国立公園で冬から春への季節の変化を楽しみました。

発見の数々。

最近都会でなかなか見ることのなくなったつくし。幼い頃の原風景と重なります。

おびただしい数のカエルの卵が浮く池。孵化した頃にもう一度この池を訪れ、おたまじゃくしの群れに会いに来よう。

どんぐりが人知れず芽を出し、土の中に根付こうとしている。国営公園として人の手が加えられ整備されようとも、これだけたくさんのどんぐりが負けじと芽を出している。自然への畏怖を忘れないでおこう。

無数の松ぼっくり。時にはリスにかじられた後のものが転がっている。

キツツキのつついた後の穴だらけの倒木。キツツキの名前の由来は「けらつつき(啄木鳥)」ケラは虫のこと。木の中の虫をつついて捕る鳥という意味だそう。資料館で知りました。

岩の割れ目から覗くスミレ。山野草のたくましさ、健気さが愛おしい。

小川のせせらぎに群生する、これはフキの種類かな。

と、こんな風に自然の営みを体感することが何より好きです。ふと見上げると雄大な、まだ雪をかぶった北アルプスが。

父なる山の麓で母なる大地に抱かれ、そこに暮らす小さな自然と戯れる。

都会に戻ってまた頑張れるエネルギーをたくさんもらいました。