つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

夏休みはおばあちゃんち!

夏休み開始と同時に一年生になった我が孫もご多分に漏れず、ばあばの家に滞在しています。

さてどこに連れて行こうか、あれこれ考えたけど、絶対外せないのが、九段下にある科学技術館。公益財団法人日本科学技術振興財団が設立した施設で、昭和39年4月に開館しました。

ここは孫の母親である娘が小学生の頃、友達と一緒によく連れて行ったところ。

教員時代にも校外学習で生徒たちを引率した、思い出深い場所です。

文系の私はなぜか自然科学が好きで、自然現象や科学の不思議な事象に心うきうきとします。

自然観察や虫とり、実験・・およそ、自分の専門とはかけ離れていることが楽しくて仕方ない。

だから孫が理解出来る年になったら絶対に連れて行きたかった場所がここでした。

やっと小学校に上がり、手を繋げば、遠くても電車に乗っていけるようになり、いろいろなことに興味を持ち、集中して観察できるようになりました。

そんなわけでこの夏、

おばあちゃんと科学の世界にデビュー!。

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まず辿りつくまでの道中が面白い。

江戸時代に江戸城北の丸があった跡が北の丸公園ですが、そこを歩きながら入るというコースがスリリングで楽しいです。

清水門をくぐる手前の堀に古い橋がかかっていますが、そこから見る水面には一面に蓮が生い茂っていて所々、ピンクの蓮の花が咲いていました。

清水門をくぐり、そのさきにある崩れたまま残る石段をせっせと数段上がります。一段一段が、高いこと。

身長120cmの孫にとっては結構ハードな一段。

汗かきかきでも、気は急いてワクワク感が増してくる。おばあちゃんの私も、早く孫に科学の世界を楽しんでもらいたくてうきうきです。

北の丸公園の鬱蒼とした木々をぬっていくと、昭和の香りただよう建物(上野の国立科学博物館とは段違い)が忽然と現れます。それが目的地。

いいなあ、この雰囲気。

科学技術の響き、敷居が高そうでいて、ここの佇まいが気取ってないところ、まず好感が持てます。

館長はあの、ノーベル化学賞を受賞した野依 良治氏。

そこに落差を感じる素朴な建物ですが、かえって入る前に自然と気持ちが引き締まります。

さて孫のお気に入りだったのは、「イリュージョン」という錯覚の部屋。

それと「ワークス」という実験室。

「メカ」と名付けられた部屋では、基本的な機械要素(歯車、バネ、ネジ等)を体を使って体験します。

その日に初めて出会った子どもたちが一緒に大きな玉を運ぶ、という+αの素晴らしいコンセプトある部屋。

食べることも忘れて夢中になる、孫と私の目下一番のお気に入りの場所です。

なんども来たくてもらったリピーターズチケット