信州が大好きで
上高地、安曇野、伊那・・・
と旅するうち
魅力的な村を見つけました。
南部伊那谷のほぼ中央
上伊那郡にある
「中川村」。
昭和33年、古くは「天の中川」と呼ばれた天竜川を挟んで東側の南向村と西側の片桐村が合併してできた村で、天竜川を中心に結束する新しい村として中川村と命名されました。
ホームページ〜中川村 「日本で最も美しい村」連合〜より。
四方のアルプスから爽やかな風が吹く村。
村の人に聞くと
移住者を温かく受け入れ
土地の人との融合もスムーズで
とても暮らしやすい場所だとか。
都会から
環境自然との共存を求めて
オーガニックな生活を求める人たち。
つまり、
農薬を使わない有機農業
自然の生き物や生態系を大切にするエコロジーな考え方
に回帰する方達が
商業的に作られたものではなく
人間本来の生活に根ざした生き方を選び
ここへやって来て
土地の人に学びながら
バランスの良いコミュニティを作っている・・
そんな印象です。
によれば、
オーガニックとは
🌀環境の保全・・化学農薬や化学肥料を使わずに、水、土、大気を汚染から守る。
🌀健康な生活・・保存料や着色料などの添加物をできる限り低減し、食品の安全性を確保する。化学的な染料や塗料を使用せず、アレルギーのない生活を目指す。
🌀自然との共生・・自然の動植物を守り、生物多様性を保全する。
🌀身土不二・・適地適作・地産地消で、地域の文化を大切にする。
🌀健全な社会・・児童労働の禁止、植民地栽培の排除、南北格差の解消など、人を大切にする社会を目指す。
こう見ると、
人間本来の生活を追求すると
自ずと健康で健全な社会が出来上がるような気がします。
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昨今、オーガニックな生き方をする人たちが世界中で
じわりじわりと増えている印象です。
プラごみを減らす運動・・
地産地消を進める動き・・
添加物の有無等食の安全をを求める人たち・・
・・・・
経済至上主義の世界のリーダーたちも
もう後戻りできないと諦めるのではなく
地球上で増えつつある
自分たちで明るく健全な社会を作っていこうとする人たちから学び
真の幸せを追求する生き方
に正面から向き合ってほしいな。
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さて中川村。
地元の無農薬野菜を中心とした無添加食品、天然酵母パンなど自然食のお店「たろう屋」(別ブログでぜひ紹介したい。乞うご期待)
自然を生かした生活雑貨の店
フェアトレードのお店
料理を通した語り場
週末の小さなチャリティイベント
子どもたちの集いの場
そして数々のアーティストたちのアトリエや
美術館(アンフォルメル中川村美術館。こちらについても追って綴ります)
日本の原風景の中にある
顔の見える小さくて豊かで幸せな経済
そんな風に感じる場所です。