バルーンは見るだけけで笑顔にさせてくれます。
ワクワクして思わず触りたくなります。
そして触ればそのぷくぷく感がさらに笑顔を増します。
動物ならだっこして癒されますし
お花ならいつまでも持って眺めていたい。
ベッド枠で揺れるハートも
明るい気持ちにさせてくれます。
パーン!
と割れる音を連想して怖がる子どももいますが、
それはアーティストが膨らませているときに
大人が耳を塞いで
割れるよ、割れるよ。
とあえて怖がらせているから。
だから大人は先入観を振り払って我慢我慢。
と言ったアーテイストもいました。
プロのアーティストだからまず作っているときに割れる
ということはほとんどないのです。
風船は割れるものという固定観念を持たせては楽しさ半減です。
ただし、病棟プレイルームが南向きだったり
西向きだったりすると
時間によっては温度が上がって風船は割れやすくなるもの。
だから部屋が暑く感じる場合のみ
少し注意が必要です。
🎈 🎈 🎈 🎈 🎈 🎈
スマイリングホスピタルジャパンでは
たくさんのバルーンアーティストが活動しています。
同じバルーンといってもそれぞれとても個性的です。
うさぎ、くま、お花、剣、犬などは一般的に見えても
アーティストや
バルーン教室で作る子どもたちなど
作る人によって全く違います。
SHJは見るだけ、もらうだけ・・
じゃないから子どもたちも
ときにはお母さんたちもアーティストになって
作品を仕上げることができます。
色を選ぶ
膨らませる
結ぶ
ねじる
組み合わせる
形を整える
一つひとつの工程に
違った楽しさやドキドキがあります。
風船? 可愛いね。 作ってもらって飾りたいな・・。
だけではその醍醐味は伝わりません。
一瞬の表面的なイメージで終わらせたらもったいない。
SHJは必ず参加型の活動です。
🌀膨らませるときはポンプの力の入れ具合
🌀結ぶ時のコツ
🌀ねじる時の勇気の大きさ
🌀動物を作るなら足の長さや数を見越してねじる位置を決める
回数を重ねるうち、どのように分割したら
バランスのとれた形ができるか工夫することで
考えることや概念学習にもつながります。
ダックスフンドなら
足はこれくらい短くていいかな
とか想像して楽しみながら製作活動に没頭できます。
さあ、できたらみんなで見せ合って
一匹いっぴきの違いは豊かな多様性に気づかせてくれるかも。
アートは人を幸せにする!
実感です。
*ラテックスアレルギーの子どももいるのでその点もSHJは細心の注意を払っています。
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