SHJ新アシスタントの研修のため日赤医療センターでの活動に参加しました。
日赤では活動回数が多いため、アシスタントが複数必要です。
ボランティアは常時募集していて、月に1度、東京ボランティア市民活動センターにて説明会を行っています。
応募してくれたのは保育士の奈良百恵さん。
私とは親子ほども離れているけど、保育士ということもあり、子どもへの寄り添い方は確かなもの。
ついつい孫の成長についてまで、気がかりを相談。初めての現場なのに、頼りになる方だとすぐにわかりました。
活動は絵本挿絵家 水野ぷりんさんの「似顔絵クロッキー」
ぷりんさんの報告書から・・
似顔絵もモデルなんて初めての子供たち。初めは恥ずかしがっているお子様も多かったのですが出来上がると、気に入ってくれた様子、にこにこしてくれて嬉しかったです。「ボランティアってありがたいですね」とおっしゃってくれたお母様もおいででした。なかなかお顔を見せてくれない男の子の時にスマホで写真を見せてくれたお母様。助かりました。付き添ってくださった岩井さんが、とてもおしゃべりがお上手。子供たちの気持ちをほぐしてくださるので、私は、絵に集中できました。有難うございます。
どこの病院でも「入院中に似顔絵を描いてプレゼントしてくれるなんて!」と喜ばれているぷりんさん。
優しい優しい笑顔で話しかけながら観察して特徴を掴み、最初のタッチからみるみる仕上がり表情までもそっくりに。
「そっくりに描いてくれる」のも嬉しいけど、仕上がっていく過程を見ているのもウキウキ。仕上がる程に、子どもの表情がやわらくなります。最初からきゃっきゃとはしゃぐ赤ちゃんも。
柔らかい作風に癒され穏やかな気持ちに。皆さん、決まったようにベッドサイドに飾ってくださいます。
日赤アシスタントの岩井眞知子さんからは、活動で一緒になるたび、子どもや親御さんへの寄り添い方について多くを学んでいます。
患者さんへのみならず、アーティストへの労いも忘れません。活動が終わるとジップロックにおやつを詰めて「はい、お疲れ様」。
アシスタントの力。
最初は怪訝な顔をしている子どもたちが笑顔になる変容は、アーティストだけでなく、アシスタントの力もとても大きいものです。
これはどこのアシスタントも同じ。穏やかさと相手の立場を慮る洞察力を誰もが持っている。
それもSHJの自慢のひとつです。
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