月に1度、病院附属乳児院の子どもたちと音楽やお話で触れ合います。
昨日の活動は、朗読=あずみ&コントラバス=村木充からなる朗読ユニット、トッテカルーソによる
「音とことばの読み聞かせ」。
集まった子どもたちは総勢30にん、
マットの上でちょこんとお行儀よくお座りして待っていました。
窓越しに二人を見つけると、わーっと言いながら手を振って歓迎してくれました。
子どもたちの動きや表情を見ながらゆっくりと読み聞かせるあずみさんの声は、透き通っていて子どもにも大人にも耳に心地よい。
子どもたちは、耳はお話に、目は絵本の挿絵に釘付けになって集中しています。
あれ?みんな成長したな~
というのが最初の印象。私が前回アシストした時より数段落ち着いてしっかりしたように見えました。
顔も覚えてくれたようです。
話しかけてくれたり、手を伸ばして抱っこ!と甘えてくれたり。
のびのびと気持ちを表してくれたこと、とても嬉しくって可愛くって。
👶 👦 👧 👶 👦 👧 👶 👦 👧 👶 👦 👧 👶
さてさてお話は続きます。
進むにつれてだんだんと絵本に近づいて指をさしたり飛び跳ねたり。
季節がテーマのお話に合わせて、村木さんはコントラバスの弦だけじゃなくて本体のあちこちを叩いたり弾いたりしていろんな音を出します。
貝のシェイカーやカリンバの音も、雨や水などいろいろな自然の風景に変化して、興味津々な面々。
「触っちゃダメよ」という保育士さんたちの言うことを、きちんと聞いてお利口にしてるけど、からだは正直。
いろんな楽器を前に身を乗り出して、じわりじわりと手が伸びる伸びる。
時間も迫ってくると最後はコントラバス演奏体験。
やった!
「演奏したい子は並んで、並んで」
あずみさんの促しに、長蛇の列。
一人ずつ、弓を持たせてもらってアンパンマンの1小節を演奏。
たくさんの拍手と「すごいね~!」という賞賛の声に、大満足の大きな笑顔、笑顔、笑顔。
保育士さんたちの力で、とっても伸びやかに育っている子どもたち。
スマイリングの参加型活動で
できた!と自信をつけたり得意になったり。
そんな機会をもっともっとプレゼントできたらいいな。
私も子どもに戻って一緒にはしゃいだひと時でした。