待ったなし! 教育のICT活用

一律に!

前例がない!

はもう通じない!!

教育現場は事なかれ主義なのか、

と何度思ったことだろう。

これは私が8年前まで7年間

教師として教育に携わっていた間に感じたこと。

新しいことをしようとすると

「前例がない」

「何かあったら誰が責任を取るんだ」

「他でもやらなきゃならなくなる」

の一点張り。

教育における日本のICT活用の大幅な遅れは

この悪しき文化にあるのでは、と

申し訳ないけど思ってしまうのです。

教育評論家の尾木ママが

一昨日NHKの番組で熱く語っていました。

ふん、ふん、そうだ、そうだ、

と相槌を打ちながら納得したのは

ほかでもない、

日本のICTを使ったオンライン学習の大きな遅れについて。

諸外国の例の中で

日本は5%の学校でしか導入していないという事実も報じられていました。

新型コロナウイルス感染拡大のために

3月から休校になっている学齢期や高校生にとって

もはや必須の教育ツール。

学びの保障に活用しない手はありません。

「できるところから、できる人がやりましょう」

「一律の必要はない。使えるものは使ってまずやってみましょう」

「『一律であるべき』というのは、やろうと言う取り組みから残念ながら逃げてると言うふうにしか見えな い」

と尾木ママ。

もちろん、対面が一番。

集団でガヤガヤと意見を出し合うナマの交流は人間形成と教育に欠かせないもの。

しかし、今回のような事態に直面し、

テクノロジーの活用は救いの手であるはずなのに

教育現場に浸透していないことが浮き彫りになったと言えます。

そもそもITは障がいなど困難な状態にある人や

通常の方法では対処できないような災害時に大きく貢献するためにあると思っています。

時代はグローバル化。

なのに

国と国は牽制しあい

市井の人々は不安を抱え、

自ら命を絶つ人が増える時代。

そう考えれば

事なかれですむ世の中じゃない。

では何故このような遅れが生じてしまったのでしょうか。

日本は戦後の産業勃興とともに

高度成長、科学技術の進歩を経て

大きく経済成長を遂げました。

焼け野原がたった数十年で経済大国⁉︎に

なったのです。

しかしそのかげで旧態依然の状態なのが

教育現場かもしれません。

なるほど、すべての子どもにタブレット配布することは随分前に決まりました。

しかし国レベルでは予算を組んで自治体に呼びかけているというのに一向に配布は進まない。

此の期に及んでですよ!

個人情報の流出や

サイバーレベルでのいじめなども課題でしょう。

尾木ママは

「セキュリティーを守ることが目的になり

さらに強まっていき、動画が見られない、など本来のICTがかえって活かせない」

とも。

さらに現場の先生たちに無理やり押し付けても

とかく苦手意識が先行してしまう場合も多いと伺えます。

「昔ながらの職人技に徹する教員が多い」

とは尾木ママの談。

現に、私が教員だった頃にICTを導入!

という動きが始まり

外部から講師を招いて教員むけの電子黒板やらの使い方講習が行われ・・

ということがありましたが、

かえってまどろっこしいな、という印象でした。

テキストは職員室の片隅に積み上げられ

手に取る教員は一人もいなかったと記憶します。

しかし、あれからもう10年。

オンライン化はものすごいスピードで

進みました。

しかし現場の意識はあの頃のまま・・・

なのか(~_~;)。

文部科学省は、先日教育委員会を対象に

「学校の情報環境整備に関する説明会」

を開催。

「学校が長期休校するという非常事態に、危機感をもって学校のICT活用を進めてほしい」

と促しています。

文科省「学校の情報環境整備に関する説明会」

時代は変わり

5歳の孫だって

チョチョイのチョイとスマホを使いこなします。

若い世代の先生たちは

ICTを自然に難なく使いこなします。

中高年の先生方、ごめんなさい。

そろそろ

苦手!

をカミングアウトして

若い先生に使い方を教えてもらったらどうでしょう。

全ては子どもたちのために。

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