つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

ゴールが見えない🏁

学校現場で節目節目に行うこと

”目標設定”。

しかし目標を設定することで

かえってそれに縛られ

のびのびと試行錯誤ができなくなる

と綴ったことがある。

→2018年5月31日投稿「〜「目標」ってなんだろう?〜」

目標を設定しても

もしかしたら

目的地に向かううちに

思わぬ発見や出会いがあって

やっぱりこれも魅力、

などと横道それることは意味のあることだと思うけど

達成期日が決まっていると

先生に

  見失うな

  ブレずにね

  初志貫徹だ

  間に合うのか?

などと指摘され

おっといけない、と軌道修正を迫られる場合が多いもの。

  あったかもしれない出会い

  経験できたかもしれない事象

  芽生えたかもしれないアイデア

それらとの縁は遠くなってしまう。

そんなアバウトな生き方でいいのか!

などと、どこかの先生に怒られてしまいそう。

しかし日頃の「ゴール設定の弊害」という考え方を、

安心や安全が揺らぐ今は一旦棚上げ。

目標地点があり

先を見通すことが

どれほど心理的な安定をもたらすのか

ということを痛いほど思い知らされる日々が延々と続くから。

特に医療現場。

いつまで続くのか

どこまで頑張ればいいのか

と涙ぐむ医師の姿をテレビの画面越しに見た。

大学病院に不要不急の患者などいないのに

コロナ患者のために術後療養のための病棟を空けざるを得なくなる。

いつまで、どれくらいコロナ患者用のスペースを確保していくのか

もうギリギリだと逼迫状況が叫ばれる。

医療者は当然万全の感染対策を講じているが防ぎきれずに

患者から感染してしまうケースも。

疲労がたまりギリギリすれすれの体力頼みだという現場。

「ゴールが見えない。皆、『自分の代わりはいない』という使命感で動いている」

という新聞で紹介されていた医師の言葉が現場の限界を伝えている。

「ゴールが決まっていればモチベーションが保てるのに」

もちろん、医療現場だけではない。

休業要請、営業時間の短縮、移動やイベントの自粛・・・

いつまで?

変異種が現れ、さらに状況は見通せなくなった。

「ゴールが見えない」今

見通しが持てることの安心感を

再確認する。

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