スマイリングホスピタルジャパンの活動には
様々なジャンルのプロアーティストが有志で活動に参加しています。
音楽系のアートでは
クラシック
ポップス
ジャズ
ボサノバ
アニメソング
童謡
と様々ですが
楽器で並べてみると
ピアノ
キーボード
ギター
バイオリン
パーカッション
フルート
サックス
三線
そしてもちろんヴォーカル。
一人で弾き語りする人もいれば
2~3名でセッションをする人もいます。
そしてどの活動も参加型。
子どもたちや病棟スタッフとのセッションです。
美術系であれば
水彩画
版画
貼り絵
立体制作
塗り絵
ステッカーアート
パステルアート
粘土
編み物
バルーンアート
など
改めて並べてみると
これほど多様なアートがあり
そして同じものであってもアーティストによって
全く違う世界観が出来上がります。
紙芝居に引き込まれダンスで身体をかっこよく動かし
大道芸や化学マジックに至ってはワクワク楽しい自己表現
に加えて不思議が加わり
入院してたからできた活動だね~という感想もたくさんいただくほど。
組み合わせも色々となればさらに多様でクリエイティブなアートが出現。
それらが子どもたちの豊かな感性とコラボしたら
どんなに多彩で奥深いアートの世界が病棟に広がるのか
考えただけで
いますぐここで紹介したくてうずうずします。
日頃から宝石のような一つひとつの場面を
たくさんの人に見てもらいたい衝動に駆られることはしばしばですが
残念ながら病棟という場所でそう簡単にできることではありません。
裏を返せば、
参加する子どもとアーティストの
特別な時間。
それに参加できる医療者や保育士さん、親御さんにとっては
特権、
と言っていいかもしれません。
もっとも、長期入院が必要になるような病いにかかってしまったわけですから
これくらいの特別なこと、特権は当然の権利です!
しかし今はコロナ禍。
訪問に替えて、
塗り絵などのアクティビティをプレゼントすることと合わせ
アーティストから提供してもらった動画を
各病棟や施設にポスターを貼って子どもたちに見てもらっています。
見ながら一緒にできる動画もたくさんあります。
しかしさらに見通しが悪くなる中
今後の活動についてもっともっと工夫が必要ということになり
各地区コーディネーターがミーティングを行いました。
活発な意見交換があり
そこででたアイデアが、
アーティスト同士、オンラインでどんどんアイデアを出し合って
できることを考えようと、
ジャンル別分科会を開催することになりました。
1 音楽・お話・ダンス班
2 制作班
3 大道芸・マジック・バルーン班
ジャンルを超えて、15の地区を超えて
そして複数に出席もあり。
分科会で出たアイデアを組み合わせて新たな発想も生まれるかもしれません。
これぞアート!
アーティストにとっても新しい気づきや
自身のアートへのヒントが得られるかもしれません。
参加型アート・・・
オンラインを活用してどのように実施できるか
地区を越えたアーティスト同士の交流の場での
アイディアに期待いっぱいです。
病院・施設によって、子どもたち個々人によって、それぞれ置かれている環境が
異なるので、オンラインによる活動には多くの課題や限界があるのは確かです。
多忙な病棟スタッフに対応いただくことは極力少なくしながら
参加型アートを実現させる・・・
どんな知恵が飛び出すか
楽しみです。
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