つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

〜マスクと子どもの発達😷〜

すっかり浸透したマスクですが・・・

常にマスクをする生活にすっかり慣れたこの頃、

大人は仕方ない、で我慢できても

さて子どもたちはどう感じているんだろう、

と思うことがあります。

5歳、7歳、9歳の孫たちも

外出時は

当たり前のようにマスクをあて

ノーズピースと呼ばれるワイヤー部分を

隙間ができないように

鼻の形に曲げ合わせ

不織布の部分を

顎の下まで伸ばし

次の身支度へ・・・

手慣れた動作で文句ひとつ言いません。

しかし、いざ学校などでは

長期間マスクをすることで、

相手の表情が見えず

誤解があったり

喧嘩にまで発展してしまうケースもあるとか。

ちょうど孫たちの年齢は

相手の立場に立ってみることを学ぶ時期。

本人たちはさほど不便を感じていなくても

心の発達に少なからぬ影響がありそうです。

マスクによる発達への影響

長期間のマスク生活が続くなか

乳幼児の言葉やコミュニケーションや心の発達、

への影響が叫ばれるようになりました。

相手の声を聞いたり

口の動きを真似したり

また

相手の表情や目の動きなどを読み取ったりして

相手の気持ちを察しながら

言葉は発達すると言われます。

しかしマスクにより

表情がわかりづらいことで

子どもの育ちを不安視する専門家の意見を

テレビなどでよく耳にします。

さらに

言葉は人との触れ合いの中で得られて行くもの。

感染対策が一層の弊害になっていると言えそうです。

赤ちゃんにとってマスクは・・・

子どもたちが赤ちゃんの頃をふと思い出します。

与えるおもちゃに目や鼻や口

といった顔の基本素材が揃っていると

社会性が育つ、と言われたもの。

確かに

乳幼児のおもちゃには

野菜や乗り物のおもちゃにも顔がついていたりします。

だっこされたり

おっぱいを飲んだり

パパやママの顔をいつも見ながら育つ赤ちゃんは

顔で安心するのかもしれません。

顔の表情と発達の関連について調べてみると

生まれてから1歳くらいの子どもは、いろいろな人の顔やその動きを見て、表情を学びます。そのとき重要なのが、目・鼻・口の3点です。

すべてが揃って、赤ちゃんは「これは顔だ」と理解するようになります。その後、数か月かけて、笑ったり、怒ったりといった喜怒哀楽の顔の区別を学習していく

こうして身につける「顔と表情を区別する能力」は、その後、「相手の気持ちを理解する能力」の土台となります。

と、昨年11月放送のNHK for Schoolで

京都大学大学院教育学研究科 明和政子教授

が話されたことをウェブ版で見つけることができました。

なるほど、

やはり赤ちゃんは

発達の土台を”顔”の表情

をもとに身につけていくのですね。

ボディランゲージと顔の筋肉を使おう!

さらにいうと、

日本人は他国の人に比べると

ボディランゲージが少なく

顔の表情が乏しいと感じます。

手振り身振り、そして表情を豊かにして

気持ちを表したり

コミュニケーションをとったりする文化が

西洋の人の真似を、というレベルではなく

必要に迫られ

日本にも芽生えるかもしれません。

そうすることで

マスクによる発達への弊害も

緩和されるかもしれないですね。

*****

⬛️SHJを応援しませんか? 

例えば月1〜2杯のコーヒーを子どもの笑顔に変えませんか?月500円からのマンスリーサポーターを募集しています。いただいたご支援は、アーティスト謝金、交通費、抗体検査、そしてアート&学びサポートセンター運営費に有効に活用させていただきます!マンスリーサポーター申し込み

Smiling Hospital Japan Official Website

「学びサポート」ホームページ

Smiling Hospital Japan Facebook

「学びサポート」Facebook

松本恵里Facebook

🌀ぜひ足をお運びください!

事務所/SHJアート&学びサポートセンター東京都杉並区永福4-1-9 1-B

オープン 月 火 木 金 10:30~17:00    土日 不定期