コロナ x こどもアンケート
国立成育医療研究センターが
「コロナxこどもアンケート」というのを2、3ヶ月に1度実施しているそうです。
新型コロナウイルス感染拡大の子どもたちへの影響の調査の一環で、
今日の東京新聞朝刊で紹介されていました。
1年間継続して調査した結果、
身体の健康については小、中、高校生のすべてで低下し、
心の健康も中、高校生でやや低くなった、と書かれています。
約半数の子どもが
先生や大人へ話しかけにくくなったと回答。
コロナ禍は、大人たちの余裕を奪い、
大人たちから子どもの目線に立って向き合うことを遠ざけているようです。
子どもが、周りの大人に話を聞いてもらったり相談したりするのを
遠慮してしまうような空気が蔓延拡大しているとしたら、
コロナウイルスの蔓延よりも
先に手を打たなければならない課題のように思います。
お気に入りのストレス発散方法
そんな中、
最近の「コロナxこどもアンケート」で
『お気に入りのストレス発散方法をおしえてください』
と自由回答で聞いたところ、
✔︎絵を描く
✔︎音楽を聴く
✔︎好きなことに打ち込む
などの回答が。
やっぱり!!
「アート」や「夢中になること」
がキーワードとなっていますね!
回答の一部は
「子どもが考えた気持ちを楽にする23のくふう」
としてまとめ、
同センターの
コロナxこども本部というホームページで紹介されています。
その内容、
✔︎誰かに話を聞いてもらう
から
✔︎しぜんに触れる
までじつに23項目。
アンケートに答えた子どもの「くふう」の数々です。
相談できる機関も掲載されています。
このページの最後には、
「読んでくれたみんなへ」
と題して、次のようなことが書かれています。
ストレスはゼロにできない
実は、ストレスを感じることは悪いことではないのです。 コロナでの様ざまなせいげん、家族や友だちとのけんか、 部活、勉強など、わたしたちの生活からストレスをゼロ にすることはできません。 でも、そんなとき、自分のストレスに気がついて、 みんなの中にあるいろいろな「くふう」の引き出しから 「いま」できることをためしてみると、毎日がちょっと 楽になるかもしれません。 からだやこころがつかれたなと思ったとき、 このリストがきっとみんなの力になるとしんじています。
この「くふう」の中には
料理をする、歌う、
など創造的な活動がたくさん含まれています。
何かに夢中になることで
ストレスから解放され自分に戻れることを、
子どもの方がよく知っているのかもしれません。
素直にごく自然にそこにたどり着く子どもの動きから
大人の方が生きる力を得られるかもしれません。
この「くふう」ページ、たくさんの子どもがアクセスできているかな?
いつでも簡単にみられるような「くふう」も必要かもしれません。
「こどもが考えた 気持ちを楽にする23のくふう」(2021年5月発行)
作:全国のこどもたち&!”#$%&研究センターコロナ×こども本部 https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/
より。
アートで人は元気になれる
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