お正月の正しい過ごし方
お正月だから
おばあちゃん手製のおせちと
お年玉を目当てに
今年もやってきました！
「じいじ、ばあば、明けましておめでとう！」
これが大多数、正統派の
おじいちゃん、おばあちゃんと
孫たちの正月風景。
ちょっと変わった私たちのお正月
しかし、我が家は違う。
今年の正月は
医療者の両親、つまり娘夫婦のシフトが
まるまる三が日に当たってしまったのだ。
そんな時は当然おばあちゃん夫婦が
３人の孫を預かることになる。
元旦早朝に娘の家に行き
すでに両親が出勤後の家で
数時間留守番をしながら待っていてくれた孫たちと
しばしおしゃべりを。
お年玉はチラ見させてから
あとでママに預けることに。
三人三様
気づけば
一番上のお兄ちゃん（5年生）は
そそくさと２階の自室へこもり
漫画？ゲーム？ざんまい？
真ん中のお姉ちゃん（3年生）は
最近マスターした
「喜びの歌」をピアノで披露。
その後、冬休みの宿題の説明。
「こればあばのところでやるから」
とリコーダーを持ってきて
途中まで覚えた
「エーデルワイス」を披露。
「この後できないから、ばあば教えてね」
そして
一番下の1年生男子は
「ばあば、外行こう！」
さすがアウトドア派夫婦の血だ。
1年生になってから始めたミニバス*
に夢中の彼は５インチの小ぶりのバスケットボールを
小脇に抱え（その姿、すでにサマになっている！）
意気揚々と外へ。
ミニバス*・・・ミニバスケットボールの略称日本では12歳以下の小学生対象。ボールは小ぶりにコートも通常より狭く作られている。第１回全国ミニバス大会が開かれたのは1970年。どうりで私が小学生の頃はミニバスなんてなかったな。ポートボールというのがあったがそれがミニバスに取って代わった訳ではなく、今でも小学校の体育の授業や子供会などで行われているらしい。
ミニバス！
家の前は幸いほとんど車が通らない
閑静な通り。
その分、正月朝のドリブルの音には気を使うが
本人は隣の家の門扉にボールをぶつけるたびに
「すみません！」
誠にそつない。
これでは静かにやろう、などと言えるはずもない。
「ばあば、パスするときは回転させるんだよ」
「ジャンプシュートはこうするんだ」
足も速くすばしっこい彼は目をキラキラとさせて
軽やかにドリブルを。
バスケ大好きオーラを放っている。
久しぶりにボールに触り
彼を追いかけたが
日頃のウオーキング（出勤の際、２駅歩くのを習慣にしている）が功を奏し
正月から身体は軽やか！
幸先いいな、などと内心思いながらも
「そろそろ入ろうか～」と私。
「おっけい！」と彼。
素直なものだ。
その後の３人の過ごし方
手を洗うとすぐに
クリスマスにじいじからもらったレゴ車を
無心になって改造し始めた。
さて、お兄ちゃんは相変わらず自室で
一人の時間を満喫。
真ん中3年生はばあばと手芸を。
お昼はみんなの好きなオムライス。
あっという間の３日間
夕方にじいじが迎えにきて
ばあばんちに揃って移動しました。
書き初め、日記、漢字練習、算数プリントなど宿題あれこれ済ませ、
3日の夕方に家に届けて夕食を作り食べさせ
片付ける頃に
正月のシフトを終えた娘が帰宅。
疲れた表情にお構いなく
「ママ～、お帰りなさい！」
と３人が玄関に飛んでいきママに抱きつく。
もう少し子どもが大きくなるまで
パートに切り替えたらいいのに、
と思うのは昔の人。
子どもたちのママの好きなところは
「可愛いところと仕事を頑張るところ」
なのだそうだ。
おばあちゃんの心配は無用だと自覚しなければ。
おつかれさま～
やれやれ、帰りは
最近夫婦でお気に入りのファミレス「民芸」
でお疲れ様～の乾杯（夫はノンアル）。
締めのうどんをいただき、
今年の三が日は嵐が通り過ぎるように終わったのでした。
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