つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

「大丈夫」に違和感。

大丈夫です。

何かを尋ねたとき、相手から

「大丈夫です」

と返ってくることが多いですよね。

いつ頃からかな・・・

例えば

例1)

「お茶入れましょうか」

ー大丈夫です

例2)

「赤と青、どっちがいい?」

ーどっちでも大丈夫

例3)

「買い物行くけど、何か買ってくるものある?」

ー大丈夫です

自分なりに分析してみた

例1)の場合。

お茶はいらない、という意味だと思うのだけれど

「いいです」

は相手の厚意を無にしているかもしれないという

忖度が働いた結果の

やんわりとしたお断りの仕方なのかな・・?

例2)の場合。

どっちでもいい、という答えはそもそも

相手に決めさせる負担を強いることになるので

私はなるべく使わないし、

相手が私の質問に答える前に

「どっちでもいい、はなしね」

と伝えます。

が、この場合、

「大丈夫」という表現を使うことにより

相手に決めさせる負担軽減効果を期待して

のことかもしれません。

それなら、最初から赤(青)がいい、

と言えばいいことなのですが。

例3)の場合。

「何もないです」

より、

せっかくですがごめんなさい、

と思いやりを込めて

「大丈夫」となったのかもしれない。

などなど、

「大丈夫です」

という返答があるたびに

どう、何が大丈夫なのかな・・・?

と首を傾げています。

大丈夫ですか?

逆に

ー レシート大丈夫ですか?

ー レジ袋は大丈夫ですか?

とレジで聞かれることも多いです。

「大丈夫ですか?」

とは、困っている様子の人への声掛け、

というのが正解だと思います。

レシートやレジ袋は必要ですか

という意味だと捉え

「はい」

とか

「持っています」

とか返答しますが、

やっぱり

レジ袋、大丈夫ですか?

にも、激しい違和感があります。

本来の「大丈夫」

「大丈夫」

とはそもそもどういった意味を持つのか

調べてみました。

「しっかりしているさま、堅固なさま」

「あぶなげがなく安心できるさま」

(広辞苑より)

「これ、食べても大丈夫ですか?」

とか

「体調はもう大丈夫です」

とかが本来の使い方ですよね。

日本語、大丈夫?

聞かれていることに対して

「結構です」

とあえてはっきり言わず

「必要ですか」

とあえてはっきり聞かず

「大丈夫」

で済ませることに異議あり!

言葉は文化。

もはや、

子どもが

「大丈夫」

と言っても

「それ使い方違うよ」

などと言っても通じないのかもしれない、

と思うと

大人たちがなんでも略して表現したり

あえて英語を使ったり

造語を連発したりすることに

重い責任を感じてほしいです。

日本語って本来、もっと気品があると思うのです。

文明が発達し文化が醸成されていく・・

これは自然の摂理かもしれません。

しかし本来の持つ意味が失われ

表面的で軽々しくなって欲しくないのは

文化も言葉も

そして人間も同じです。

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