3月に開催したSHJ全国研修会での同題の講演をもとに、病院内ボランティアハンドブック「重症心身障がい児への支援」を作りました。
芸術に関してはプロでも、障がい児への関わり方については戸惑いを抱きながら活動するアーティストたち。目からウロコの講演内容を熱心に聴講、質問していたことから冊子として配布する必要を感じての発行です。
〜研修会での様子〜
「重心児の置かれた状況」を踏まえ、「子どもたちの困難さに寄り添い、支援をスタートするためのヒント」を紹介しています。どのようにしたら重心の子どもたちに楽しんでもらえるか悩むアーティストとアシスタント、子どもと関わる病院ボランティア向けに作りました。
主な内容
重症心身障がい児の置かれた状況から考えられる困難さ
- 見た目の重度さからくる誤解
- 状況把握の難しさ
- 伝わりにくさからくる弊害
子どもたちの困難さに寄り添い支援をスタートするためのヒント
- 子どもたちが状況を把握し、見通しを持つためのヒント
- 子どもの無力感や諦めを防ぐヒント
各病院のボランティア室にも置かせていただき、SHJ以外のボランティアさんたちにも活用していただく予定です。重心の子どもと関わる他の現場にも配布いたします。ご希望の方は事務局へご連絡ください。
- 監修:都立肢体不自由特別支援学校教諭 松本健太郎
- イラスト:SHJ登録アーティスト 三輪ゆうこ
- 事務局お問い合わせ先
- Smiling Hospital Japan Official Website