子どもが大切にされる平和な社会へ

この際、いっそ学校改革!

新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校は

感染拡大予防のための対策として

いの一番に実施された措置だった。

感染状況に合わせて

都道府県や自治体ごとに徐々に学校が再開になり

分散登校

時差登校

グループ編成登校

などなど多様な形でスタートした現場。

今朝も真逆の方向に向かう

ランドセルを背負った子どもたちを見かけた。

登校する子、下校する子がすれ違っている様子は

なんとも見慣れない光景だ。

時刻は10:20。

ピカピカの1年生からランドセルが気の毒な大きな子まで

縦一列になって同じ向きに歩いているところを見ると

○▲小学校は

縦割りグループごとの

細かく時間を区切ったスタイルを採用しているようだ。

彼らは健気にも

一人一人間隔を空けて

おしゃべりもせず

お行儀よく前進している。

そりゃそうだ、

一人で歩いているのに

ニコニコする理由もない。

中には

まるでアタッシュケースを抱えた通勤途中のおじさんが

今日1日のTODOを頭の中で反芻しているみたいに

心なしか眉間にしわを寄せた子もいたりして。

子どもたちの顔にキラキラした表情がないのは

本当につまらない。

楽しそうな黄色い声に元気をもらう私は

賑やかな朝の登校風景も一変してしまったな、と

寂しく思う。

子どもたちを見守るようにさくタチアオイの花。子どもたちのけなげで凛とした美しい姿と重なります。

さて、

コロナ禍を通して

学校ごとにも色々な工夫がされ

校内での新しい生活様式の確立を目指すべく

教員たちも大忙しだろうな。

感染の状況に合わせて

三密を避けるための

多様な方法を生み出した教育現場。

授業日数の確保や学習の遅れという課題に

どこまで対応できるのかは

実験段階といったところか。

形の変わってしまった学校。

校内はどんな様子なんだろう、と想像してみる。

ふと、

三密予防を目的に生まれた多様性への取り組みを

子どもそれぞれの持つ多様性に寄り添い

個々のニーズに合わせた

教育環境や枠組みの改革にまで

いっそのこと広げることはできないものだろうか。

まずクラスの少人数制

現在三密を避けるために

少人数制で授業を行うところが多い。

これをこのまま当たり前にしてしまう。

現在小学校で1クラス35人が定員

これを半分にして担任の負担を減らし

教師と生徒一人一人との時間を増やす。

または複数担任制を導入とか。

教室を倍に増やすなんて無理だぞ!

と怒られそうである。

しかし廃校になっている小学校が関東だけでも52もあることを発見したんです。

なんとか利用できないかな。

文部科学省HP「みんなの廃校」プロジェクト 現在活用用途を募集している廃校施設の一覧

しかし

東京には活用用途を募集している廃校は1つもないから別途対応、

なんと、無責任な提案。悪しからず。

東京は狭いのに人口多すぎ!

そうだ、シンガポールのように

午前クラスと午後クラスというのも閃いた。

行事などはなるべく減らすようにすればいけるんじゃないかな。

さて次なる提案は、

学校行く、行かないの選択制。

学校はどうも・・・という子どものためには

このまま在宅学習を選択できるようにする。

平成28年に成立した

「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」では

学校以外でも学びの機会を保障する

としているから

「家で学習」も選択肢の一つとして当たり前にするのだ。

学校で、家で、どちらか選べたら

登校人数も減って三密防止の効果も望める、

という論理はいささか乱暴か。

さてさらなる提案は

教員事務局の開設。

以前綴った「教師付事務員配置」を実現させ

衛生面や感染予防のための対応にもあたってもらう。

教師の膨大な事務仕事により生徒理解の時間が全然足りない!

という予てからの課題も同時に解決。

→2018/1/26投稿~学校に教員事務局を!

→2019/12/9投稿~現場無視!教員の「働き方改革」

→2019/10/16投稿~教師にこそ働き方改革を!

事務仕事といえば、

経営企画室(昔の事務室)の仕事で可能なものは

このままリモートワークで引き続き密を減らす。

というのもどうだろう。

なんだか止まらなくなってきたのでアイデアはここまで。

授業数とか登校日数とか

はたまたテストの点数とか数字の話じゃなくて

学校の主役である子どもとそして教員たちの

本当の学びの場にしようって

勢いに結びついたらいいなあ。

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