つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

「夢中になれる小児病棟」のある本屋百景

ジャンルは?

百景とは大袈裟ですが

これまでに見つけた、

「夢中になれる小児病棟」が手に取っていただくのを待つ風景を

写真に収めたので並べてみたいと思います。

まず、本屋さんによって置かれている分野がさまざま

なことを考えると

ジャンルの決定は悩ましい類の本なのでしょう。

医療?

福祉?

保育?

子育て?

飯田橋 芳進堂にて

医学系の向かいの棚、がぴったりのイメージ?

小さな町の本屋さんでは話題の本を並べる棚に

お料理の本と一緒に並んでいてほっこり。

意外性を狙ってくれてるのかな、

などと思ったりします。

浜田山駅前サンブックス

Amazonのジャンル分けは小児科学。

同じ分野の他の本を見てみると

看護系のマニュアルやガイドラインなど

実用的な書籍が多く

本屋さんでも

看護系の参考書やハンドブック、ハウツーものなどの中にあると

ちょっと浮いた感じ。

子育てコーナーにモンテッソーリに関する本と一緒に置いてあると

おお!となります。

そんな中、医学系のお向かいの棚に置いてくださってるところもあります。

鼎談イベントでお世話になった稲葉俊郎先生の本含め、

話題の本がずらりと並んでいた時は感激です。

Maruzen&ジュンク堂 渋谷
Maruzen&ジュンク堂 渋谷
Maruzen&ジュンク堂 渋谷

セットで読んで欲しい本が!

さて場所は変わって

子どもノンフィクション「二平方メートルの世界で」

の隣に見つけた時は

置く前に内容をしっかりつかんでくれた書店の意図が嬉しかったです。

高井戸駅ビル内広和書店

この本の著者は小学3年生。

入退院を繰り返し、

「なぜ自分ばっかり・・・」

と思いながら心の中を綴ったものが

1さつの本にまとめらています。

この3年生の女の子の病棟に

「夢中になれる活動」

を持っていってあげたかったな、

本だけでもお隣にあることは意味のあることで

セットで読んでいただいたら嬉しいなと思います。

本屋B&B

さて、先日行った下北沢にある

本屋B&B

http://bookandbeer.com/

は、とてもおしゃれな

しばらく時を過ごしたくなるような雰囲気の本屋さん。

本屋B&B下北沢

ホームページのURLを見れば一目瞭然ですが

B&BはBooks and Beerの略で

”あ、あのビールが飲める本屋さんね”、

と話題になる個性的なお店です。

ここでは「夢中に〜」が

医学系のノンフィクションやエッセイの棚にありました。

これこそ、私の希望。

本屋B&B
本屋B&B
本屋B&B

なんといつか読んでみたいと思っていた

「はみだしルンルン」も同じ列に!

介護の現場を痛快に書いている「へろへろ」

「ほんのちょっと当事者」

「医療の外れで」

「Passion ケアという『しごと』」

「注文をまちがえる料理店の見つけ方」

かと思うと

「子宮頸がんワクチン問題」

そして「ハンセン病療養所からの言葉」

などなど、

さまざまなドキュメンタリータッチの

読んでみたい!と思う本が勢揃い。

さらに嬉しいのは私の愛読書である

稲葉俊郎先生の

「命を呼び覚ますもの」や

「いのちは のちの いのちへ」

が向かいの棚に!

東洋医学やヨガ、気功、呼吸法の本

パーマカルチャーの本なども並びます。

この本屋さんはイベントをよく行うそうで

書架がキャスター付きのワゴンに乗っかっていて

いつでも動かして店内のレイアウトを自由に変えられるようになっています。

ACADEMIA 港北店

広大な書店ACADEMIA港北店さんでは社会問題のコーナーに!

→https://www.kumabook.com/shop/kouhoku/

入院している子どもに楽しい時間を!

それだけでなく、どんな時も何があっても子どもは毎日成長している中で、

子どもには

自分らしく夢中になる時間を持ち命いっぱい生きる権利が、

そして大人には

どんな状況でも子どもの成長を後押しする環境を可能な限り補償していく責務がある・・・

そんなふうに、

私の言いたいこと、SHJの活動は何のため?=人権問題、社会課題

であることを読み取ってくださったACADEMIAの書店さんに感謝でいっぱいです。

ブックフェア間近!

さてさて色々なシーンで棚に収まっている「夢中に〜」。

これらの本屋さんのいくつかで

私のメッセージと選書の紹介とともに紹介するブックフェアが

11月から行われます。

テーマは「いのちの全体性」。

テーマに沿って15冊の本を選びそれぞれにコメントを!

という出版社からの宿題に

ただいま取り組み中!

本屋Books and Beerではどのような

レイアウトに変わるのかも楽しみです。

「いのちの全体性」とは何か なぜアートが、医療の場に必要なのかー「いのちの全体性」について考える 7/17に予定している 軽井沢病院副院長 稲葉俊郎さ...
「夢中になれる小児病棟」 「今」に没頭する時間が、子どもを、親を、病院を変えた これは帯に書かれた文章です。 ただ治療を受ける立場を超えて、 ...

アートで人は元気になれる

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