「クイズや歌と読み物の紙芝居をやります」
「クイズや歌と読み物の紙芝居をやります」
そんな保育士さんの呼びかけにより
小さな子どもたちは
「やった！」
と活動を楽しみに待っていてくれていました。
お正月を題材にしたお話を紙芝居仕立てにして、
季節感を感じてもらえるように・・・
そんなアーティストの計らいは大当たり！
活動の最初からにこにこの笑顔がみられました。
スマホジちゃんとエビフライピー子も馴染みになり
友達のように感じてくれているのかな、
と思えるほどリラックスしての参加です。
活動に決まったキャラクターのMCがあると
やはり安心感が生まれるのでしょう。
そんな当初の期待を超えて、
すっかり進行役として盛り上げる
スマホジちゃんもピー子もますますの張り切り様です。
クイズになると発言が増え、そしてよく笑い、
その笑顔にこちらが励まされる、といういつもの
「子どもたちから力をもらう」パターンがいつの間にか
オンラインでも実現しているのに気づき、
嬉しくなります。
『え〜〜〜〜』
さて、この病院は年齢の幅ごとにグループ分けしていて
最後のグループは中学生、高校生。
しかし・・・
中学生、高校生にとって
紙芝居？
え〜〜〜〜
そんな彼らに保育士さんは参加を促します。
前回の彼らは
持って行き場のない複雑な胸の内・・・
ちょっと幼稚だな・・・
でもせっかくだから・・・
を苦笑いでなんとかやり過ごしていた、という感じ。
アーティストはそこを上手に
「紙芝居は日本の伝統文化、
たまにはこういうのもいいでしょ〜」
と言いながら、愉快なトークをおりまぜ、
最後まで紙芝居を見てもらうことができました。
苦い経験をバネに！
そんな苦い⁉︎経験をバネに、
アーティストたちは今回、
中高生を楽しませられるようにとプログラムを工夫しました。
クイズでは少し簡単と思えるものからスタート。
「こんなの簡単すぎる」
と思わせておきながら次は
難しめのクイズ。
渋々参加したはずの彼ら、
意外な難問が飛び出すとまるでムキになって
真剣に考えます。
正解！の結果に
たいそう嬉しそうな笑顔を浮かべ大喜びです。
手応えあり！
と内心ほくそ笑むアーティスト。
最初の期待値とのギャップに
「へへへ、結構楽しいじゃん！」
ちょっと照れたような中高生たち。
スマホジ福笑い
特に次の
「スマホジ福笑い」
は大受けでした。
顔のパーツをマグネットで作り、
色々な変顔を作っては子どもたちに数秒見てもらい、
誰がどれだけ正確に覚えているか、を競うゲームです。
用意しておいてもらった紙に書いてもらうと
それはそれはバラティに富んだスマホジ変顔が！
みんなで見せ合って笑い合って
お正月の遊びを小さな子も大きな子も
本気で楽しんでくれました。
「スマホジ福笑い」は今後定番になりそうです。
どんな子も参加
術後でペンを握れない子も参加していましたが
その子なりの参加の仕方で楽しんでくれた様子。
点滴の子は片手で参加してくれた焼き芋体操、
保育士さんも参加したお正月クイズ、スマホジ福笑い、
どれもその楽しさが子どもたち（そして保育士さん）の表情や動きから伺えました。
もうすぐ退院だといっていた男の子は、活動後、
『楽しかった。またやる？』と保育士さんに聞いていたそうです。
手応えたっぷり！
色んなアーティストや保育士さんのお陰で、
子ども達がオンライン活動に慣れてきました。
会話もできるし、歌や手遊び歌、クイズにゲームに
積極的に活動する子どもたちの様子に、これだ！
とアーティストともども、手応えを感じた活動でした。
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