つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

いのちの声を聴く

私たちの体の内部では

多様な音の風景が展開して

協奏曲や交響詩が

奏でられているんですよ

   医師 方波見康雄

「医療とは何か」方波見康雄著

北海道で地域医療に

長年携わってきた

医師の方波見(かたばみ)康雄さん。

方波見さんは今年97歳。

医療の本質は

「いのちの声」を聴くことだと話します。

ご自身の医療に対する理念を

「医療とは何か」(藤原書店)に

まとめたそうです。

さっそく

〜これから読みたい本のリスト〜

に追加しようと思います。

新聞の記事で知った方波見さん

今朝の東京新聞の情報面

「100年時代」で見つけた、

「『いのちの声』に耳を傾ける」

という方波見さんへのインタビュー記事の

タイトルが目を惹きました。

読後の感想を

所々、方波見さんの言葉を

抜粋させていただきながら綴ります。

地域医療の原点

父の代から100年以上

地域医療に携わってきた方波見さん。

その原点は

1918年に流行したスペイン風邪でした。

北海道開拓の時代

慢性的な医師不足の地にて

方波見さんの父は

方波見医院を開いたそう。

まさに開拓が進んでいた時代です。

開拓のために

本州などから多くの人々が移り住みましたが

郷里とは気候も植生も異なる地での開拓には

大変な苦労があったこと、

昨年の夏北海道へ行った時に

資料館で目の当たりにしたのを

思い出します。

過酷な環境での重労働により

病いは瞬く間に広がったでしょう。

そのような中で

方波見さんの父は

厳冬の深夜も馬そりに乗り、

猛吹雪でも訪問診療に向かった、

といいます。

その姿に憧れ

方波見さんも医師になり

地域に根ざす医療を行ってきたそうです。

医療とは

心音はただの音ではなく

心臓の弁膜や血液の流れ

血管の弾力など、

全身との関係性の中で発せられる。

医療とはそんな

いのちの声、

いのちの音に

耳を傾けることなのかもしれない、

と方波見さんは語っています。

全人医療とはよく言いますが

方波見康雄医師の考え方は

全人医療を超えた

”魂の医療”

と言っていいかもしれない。

97歳現役医師の

幾多もの経験に基づいた

私などには計り知れない思索と

他者へ深く共感を寄せる姿に

強いオーラを感じ

今こうして綴りながらも

鳥肌が立つ思いです。

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