子どもが心から楽しい時。
好きなことをいつまでもやっていていい時。
できなかったことができるようになった時。
ちょっと難しいことを頑張って褒められた時。
お手伝いしてお母さんが嬉しそうにしている時。
お友達と仲直りした時。
欲しかったオモチャをゲットした時。
自分の家でやると怒られることをばあばの家で思いっきりできる時。
いたずらが成功した時。
おやつがいつもより多い時。
それからそれから・・。
孫が来ると一番嬉しそうなのが、じいじがヘンテコなことを真顔で言う時。
それと、
じいじの間違いを発見した時。
つまり、子どもはダイの大人にツッコミを入れる時が一番幸せなのです。
「あれ?そうかあ、じいじ、間違えちゃった」
「えっと、なんだっけ・・」
と困った顔のじいじに、
「あのね・・」
と正解を教えてあげる時のなんとも言えない得意げな顔。
知らないなんてしょうがないなあ、
という顔で。
さらに得意顔がちょっと威張った顔になり、
「ま、わからない時はなんでも聞いてよ」
と締めくくる。
その時の自信に満ちた顔がまた愛おしい。
院内学級にいた頃に教員の重箱の隅をつつくのが仕事みたいな子がいて、
大人のタジタジぶりを楽しませてもらったのを思い出します。
2017/9/19投稿~SHJヒストリー9 Mくんとの再会~
で触れています。
SHJの活動でも同じような場面があります。
これはもう病棟が笑いの渦です。
8/23投稿~お医者さんがボケ役に?~
にも綴った、大道芸人のさすが!の演出です。
パーフォーマーがボケ役に選ぶのは、
爆笑している看護師さん、
「え?私?」
子どもに付き添うちょっと難しい顔をしたお父さん、
「ちょっと待ってくださいよ~」
そして後ろの方で腕を組み感心しながらみんなの様子を見ているお医者さん。
(おっと、しまった!という表情)
それでもみんな子どもの期待!?に応えなきゃ、という思いはあったかく、
頭を掻きながらも前に出てきてくれます。
この場面ですでに子どもたちの顔はみるみる笑顔と期待感でいっぱい。
パーフォーマーのさりげないファシリテーションが生き、
ツッコミ役の子どもたちは堂々たるもの。
その存在感はとっても大きい。
大人がしくじればしくじるほど・・。
大人の失敗は子どもにとって蜜の味。
SHJの生み出す人間ぽくってほんわか温かなコミュニケーションのひと時です。
家庭でも、学校でもやってみて!
子どもにバカにされたら困る、なんて思わないで。
案外、生きる力に結びつくかもしれません。
大人にとってもね (^_−)−☆