私はビッグイシューが好きで、販売員さんを見かけると、よく買います。
(有)ビッグイシューはその販売を通して、
ホームレスの人々の社会的自立を応援しています。
毎回知り合いの有名人にバトンタッチしていく手法で
スペシャルインタビューが組まれるコンセプトのままに、
表紙はゲストのアップ写真だったり、
食がテーマの回は可愛らしいイラストだったりで、デザインがいい。
セレブへのインタビュー記事あり、笑えるコラムあり。
社会の課題に寄り添った記事も多く、雑誌としての役割をしっかり果たしている気がします。
自然体の内容、
読みやすいボリュームで一冊350円。
うち180円が販売員の収入になる。
最新版は販売員さんが手に持って売っています。
バックナンバーはクリアケースに表紙が見えるように入っていて、
通行人に見やすい角度でたてかけられていて。
つい、
あ、これも面白そう!
とバックナンバーの中身を教えてもらい、
ほんの数秒おしゃべりして、つい2~3冊買う。
ありがとうございました!
またよろしくお願いします!
笑顔で感じのいい丁寧な対応も、
おしゃれな表紙と充実の内容にぴたり。
頑張ってください!
ありがとう!
そんなやり取りは、気持ちがいいのひと言。
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そもそも、家を失ってしまう、というのはなぜ起こるのだろう。
・年齢や健康上の理由などから、仕事につけないこと
・頼れる身寄りがないこと
また、障害を抱えていたり、困窮家庭で育って親族に余裕がなかったりして、
福祉に関する情報を得られなかったり
障害者福祉への周囲の理解が不十分であったりなど、
必要なサポートを得られずに育ち、
生計をたてられずホームレス状態に至る場合も少なくないという。
ビッグイシュー販売という仕事に出会い、ビッグイシュー基金*のサポートで障がい者年金がもらえるようになった人のことがいつだったか、コラムに出ていました。
*ビッグイシュー基金=ホームレスの人々の生活サポートを軸に貧困問題解決を目指す認定NPO法人
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冬の寒い季節、酷暑の夏、雨風をしのげる場所ばかりではない。
それでも販売員さんたち、頑張っている。
残念ながらビッグイシューを買っている人を見たことがない。
なんでだろ。
販売員さんを見かけたらぜひ1冊買ってみて欲しいと思います。