病棟ではダンスの活動もあります。
入院しているのに?
むしろ
体調に合わせて身体を動かしてリフレッシュするのは
入院生活の中で気分転換以上の
とてもダイナミックな変化をもたらす
ワクワクするひとときになります。
登録アーティストの中で数少ないダンスのプロ、
愛知地区のマナマナさんこと
ダンサー・振付家・舞踏講師、沼田真由みさんの活動報告書のコメントが素敵だったので
紹介したくなりました。
参加者は5~17歳という幅広い年齢層。
コミュニケーションモードにも幅があり、
スタンスを何処に合わせるか、が難しいのでは?
と感じながらのスタートだったそうです。
様子を見ていると
どうやら病棟の子ども達に役割分担が確立しており、
年長者が年少者の面倒をみる、
という構図を垣間見ることができたといいます。
それは、とりもなおさず
子ども達の個性を把握し
自然と役割が決まっていくような雰囲気づくり、
そしてそんな子どもたちの様子を見守る
日頃の病棟保育士さんの
寄り添いがあってこそなのでしょう。
病棟保育士さんの存在の意義を強く感じます。
→2017/12/21 投稿「病棟保育士は大きな力」
またアシスタントのコメントには
5歳の男の子を他の子どもたちが盛り立て、
優しいまなざしで見守る姿がとても印象的だったとありました。
保育士さんによると、
「彼がこんなに気持ちを開放し楽しんでいる姿は初めて」だとか。
この病棟の子ども同士の関係性もさることながら、
保育士さんの子どもたちへの深い愛情、
最大限個別に寄り添い個性を引き出すマナマナさんの技、
そしてもちろん、音楽やダンスの持つ力など、
様々な要素が混ざり合って作られた空間です。
今回もそんな現場に思いを馳せ
大きな喜びを感じています。
そのたびに各地区、
離れていながらも活動の報告を受け
臨場感に浸るたびに
SHJの活動が順調に進められていることに感謝し
深い感動を覚えます。
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