子どもが大切にされる平和な社会へ

〜ああ、孫の入学式 Part2🏫 〜

4月6日は二人目の孫の

待ちに待った憧れの小学校入学式でした。

もっとも、参列人数制限のため

お兄ちゃんの時とは違い

ばあばは参列できませんでしたが。

お兄ちゃんの時のブログ

→2018/4/12投稿~友達100人できるかな?~(ああ、孫の入学式 Part 1)

あれから2年が足ばやに過ぎました。

思い出してみれば

お兄ちゃんの時は胸を痛めたもの。

保育園のお友達は揃って別の学校、

知らない子ばかりの地元の学校へ行く予定の彼は

”お友達がひとりもいない学校なんか行かない!”

と秋から宣言し続けて入学式を迎えました。

彼に二言はありませんでした(初日だけ)。

教室に入ることを堂々、拒否。

他の子はきちんと座って彼が落ち着くのを

両手を膝に置いて待っていました。

”おお! 初心を貫く自我のあるしっかりした子だ”

と、おおらかに構えたいところでしたが

内心はヒヤヒヤでした。

自分の時も含めて、

大人の言われるまま、

連れて行かれるまま、

ぼんやりしているうちに環境が変わって・・。

というのが6歳ではないかな。

でもうちの孫は立ち止まって考えるタイプ。

”なぜ楽しかった保育園にさよならをして、知らない人ばかりの新しい場所に移らないといけないのか!?”

というのが数ヶ月続いた彼の悩みでした。

その後、あっさりと

そしてけろっとして近所の子と連れ立って

意気揚々と通学したものですが

しばらく支援員さんが見守っていてくれました。

いっぽう、今年1年生の二人目の女の子。

るんるん、らんらんとラン活*も早々に済ませました。

→2018/4/18投稿〜ラン活!?

彼女の選んだランドセルは、シックなブラウンの地の色に

何気ないピンクの縁取りがしてあり

これまたあまり主張のない程度に刺繍が施してあります。

売り場での押し問答を乗り越えた

まさに、見事な孫と娘の歩み寄りの賜物。

学校が楽しみで入学のひと月もふた月も前から

手の届くところに置いて

じいじばあばが行けば

ほら!見て!

とばかりに背負って見せてくれていました。

上の子とは正反対です。

しかし

保育園の卒園式での光景を娘に聞いて

二人目もなにやら成熟してるな~と。

まるで高校の卒業式みたいに、

女子は全員感極まって泣きだす有様。

感受性の成熟が身体の成長と合わせて

早くなっているのかな、と感心するや

ふと見ると

男子たちはそんな女子を

ポカンとした感じで見ていたそうです。

この光景を見逃したのは残念すぎ。

👦 👧 👦 👧 👦 👧

しかし今年は

入学式前から

午前中は学校でお預かり

午後は学童。

コロナ拡大に伴う一斉休校のあおりです。

さすがに入学前の1年生に教室でなにを?

監視員のような感じで先生が一人見守っていたそう。

なんとも手持ち無沙汰だったでしょう。

ドリル?

プリント?

入学前から先取り学習をさせる家庭ではないですから

なにも持っていくものはなかったようで。

2日目には

ママの職場に電話して

寂しいよ~迎えにきて~

となったようです。

👦 👧 👦 👧 👦 👧

今年の春休みは

入学前の小学生にとっては試練だったと思います。

はい、黙ってこっちからこっちって・・・

物じゃないんです。

幼い子どものこころにまで寄り添った

政策?要請?

でなければ

”身を守るため”

”周りのみんなを守るため”

が虚しい言葉に過ぎず

ただの大人の都合になってしまいますよ。

そんなわけで結局

お兄ちゃんの時と違った胸の痛みを

味わった今回の孫入学です。

ああ、おばあちゃんというのは

切ないなあ・・。

可愛くて仕方ない

心配でたまらない

でも下手なお節介は禁物。

しかし離れているから余計に案じてしまう。

孫が新しい環境に馴染むまで

ばあばの心配は続く・・・。