恐怖感から安心感へ
入院を控える私にとっては憂鬱、
けれど子供にとって入院とは
憂鬱などを飛び越えて恐怖なのだ。
ある病院の保育士がこう話していた。
たまたま入院初日にスマイリングホスピタルジャパンの活動があると
怖いという先入観が消えて、
入院ってそんなに怖いものじゃなくて
楽しいこともあるんだと知り、
しばらく続く生活への安心感を持つことができると。
だからそうでない日に入院した子どもとは
表情からちょっと違う、と。
もっとも、そのような子も
数日して活動に参加すると
恐怖心も少し払拭できるそう。
この病院では入院日が週に2日あるが
入院してすぐに活動に参加することで
入院生活に対する抵抗感が減ることから、
両日とも
スマイリングの活動があるとありがたい、
とも保育士さん。
病棟保育士の使命
最近「病棟保育士を目指している」、
という人によく出会うが、今回
「夢中になれる小児病棟」を読んでくださった
保育学科の学生さんから嬉しいコメントがあった。
卒論も病棟保育士について書いているという。
小児病棟でのアートを通した病児支援という観点から、
何かヒントがあるのでは?
との直感から本を手にとってくれたのである。
嬉しい限りだ。
病気の子どもや障害を抱える子どもの支援に
もっと目を向けてもらえる社会になってほしい、
子どもや保護者、兄弟の支援など
保育士だからこそできることを見つけていきたい
と話すこの学生さん。
同じ思いの学生が彼女の周りにも少なからずいるのだろうな、と
それから
そもそも病棟保育士になりたい!人も
少なくないことをと思うと、
小児病棟の未来はさらに明るい、とさえ思えてくる。
保育士が病棟を変えるために!
この学生さん、本を通して
書ききれないほどたくさんのことを学んだ
考え方を変えさせてくれた、
とコメントの最後を締めくくっていた。
嬉しい言葉をたくさんいただき
この本を書いて本当に良かったと思う。
どんな小児病棟にしていくのかという指針を見つけるヒントになっているとしたら
「夢中になれる小児病棟」を
病棟保育士を目指す学生さん全員に読んでほしいと思う。
もちろん、現在病棟で奮闘する保育士さんたちにも!
アートで人は元気になれる
アートが好き、アートで人は元気になれると共感してくださる方、
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