子どもが大切にされる平和な社会へ

〜闘いから共存へ〜

撲滅の対象ではなく

いかに共存していくかに転換を迫られつつある新型コロナウイルス。

まるで世界の色が変わってしまうような

人々の暮らし方や価値観までも大きく塗り替わってしまうような印象を持ちます。

「共存しながらの子どもたちの学校生活」

これが出来上がるまでにはかなりの試行錯誤が必要で

時間もかかるし生徒も教員も精神的な負担は回避できないだろう、

と想像します。

インフルエンザとは違って

子ども同士で移ってしまうという感染力は小さいにしても

とにかく新型ウイルスとともに生きるあり方

を意識して生活するという転換を迫られるのですから。

まず登校を再開するなら

大人がきちんとしたビジョンを持つべきだと強く思います。

でないと、やみくもに

3密を避けなさい!

と不安や恐怖を煽ってしまいそうです。

せっかく再開した集団生活が意味のないものになってしまいます。

そんな様子を想像してみました。

決して起こってほしくないことです。

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友達に会えた嬉しさできゃっきゃはしゃぎながら

団子になり戯れる女子。

男子もやっぱり嬉しくて肩を組んだりベタベタしちゃう。

そんな様子は普段なら微笑ましいけれど

ソーシャルディスタンシングが世界の常識となった今、

よそよそしい距離感での友達付き合いが主流に。

そう、3密第一。

理科の実験は?

家庭科の実習は?

給食の配膳は?

→接触は避けなければ、と白いマスクで無言の共同作業。

英語の音読は?

→唾や息がかからないように距離を保って。

音楽の合唱は?

→大きな声で歌ってはいけません???

運動会は?

音楽祭は?

文化祭は?

→人が集まる機会はなるべく作るべきでないので全て中止。

部活は?

→接触が多いから回数を減らすか部によっては廃止。

休み時間は?

→一人ひとり読書したり、校庭を散歩したり。。

 トイレは一人で行って2メールの間隔をあけて並んでね。

・・・・・

しかしわかっていても

くっついちゃうのが友達。

先生たちは3密防止に躍起になり

生徒指導という名の下に監視強化!

業務が増えてさらに残業が増える・・。

子どもたちはのびのびできずに

一人ひとりが精神的にストレスを抱えながら生活。

こんな状態が慣れてしまえば

殺伐とした風景しか想像できません。

👎  👎 👎 👎 👎  

この辺でやめておきましょう。

様相がガラリと変わる学校の風景を

勝手に想像しておいてですが

子どもたちにとってこれほど恐ろしいことはありません。

3密禁止を条件に登校再開、

なんてこと、絶対にないことを願います。

想像しただけで全く現実的ではないし

そもそも学校の機能が果たせない。

しかし、色々な場面を想定し

シミュレーションをしつつ

しっかりとビジョンと方向性を持って

学校再開しないと

上に書いたようなことは十分起こりうることです。

前回書いたように

20歳未満の未成年感染者数は全体のたった3.8%。

重症化したのはわずか2人で死亡者は0。

という専門家による調査結果を見れば

子どもは同世代間や大人への感染拡大にはほぼ関わっていないし、

重症化もまれだとわかります。

それなら、今まで通り仲間との触れ合いの中で

学び合いや助け合いを通して成長していく

という学校の役割を続けましょう。

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2月下旬、政府がいきなり3月の休校を決めてしまったときは

子どもの学習や遊び、居場所が奪われるからやめて!と

ブログで綴りました。

→3/4 登校〜突然の臨時休校要請

手洗い、うがい、換気を徹底すればいいのではないか?と。

専門家による調査で

子どもたちに外出自粛や休校を強いる科学的根拠はないとわかった今、

学校再開するのであれば

「密」3つではなく

「手洗い」「うがい」「換気」

の3つを徹底する指導を!

と再び叫びたい。