2月下旬から活動がお休みとなり
7月には広島で一部再開を喜んだものの
再度感染が広がり
再び全国のすべての病院・施設への訪問が休止となりました。
両親以外は面会が禁止、それもほんの短い間、です。
廊下に出るのもトイレに行く時だけ。
子どもたちはどんな毎日を送っているのだろうと思うと
胸が締め付けられます。
そのようななか
さらに第3波が来て
変異種が見つかり欧州を中心に広がり
活動再開はまだまだ先・・・・・・
と
果てしない追いかけっこをしているような気持ちになります。
そこへ、SHJクラウン、ぴのこさんから
「バルーンを病棟の外で作ってプレゼントしたい」
という申し出がありました。
🎈 🎈 🎈 🎈 🎈
塗り絵、手作り紙芝居、ステッカー作り、動画配信
絵本やCDの寄付・・・
これまでたくさんのアーティストから
「訪問して一緒に活動するにはかなわないけど、
子どもたちのためにできることをしたい」
と色々なアクティビティのプレゼントがありました。
そして今回新たなアーティストからの提案は
子どもが大好きなバルーンの贈り物。
病院に提案すると
「とても素敵なアイデアですね!嬉しい!」
と大変喜んでくれました。
・マスク、手指消毒をして作成すること
・病棟の外での受け渡し
ということで
昨日、ぴのこさんと一緒に病棟入り口でピンポーン!
久しぶりに会う保育士さんは廊下の奥の方から
手を振り笑顔でかけてきてくれました。
「本当に子どもたち、可哀想で・・」
両親との面会も1日1時間以内。
ベッド上でのひとりぼっちの生活。
精神的に不安定になる子も多く
保育士さんや心理士さん、そして医師総出で
心のてあてを工夫しているとか。
特にゆっくりと話をする、ということを大切にしているそうです。
大人だって長い間狭い空間に閉じ込められ
会いたい人にも会えなかったら参ってしまいます。
まして小さな子どもです。
辛くて寂しい時間と健気に闘っているのです。
そんな中届いたバルーンはきっと子どもたちを
明るい気持ちにし、喜ばせてくれる、と
保育士さん、医師、喜びはしゃいでくれました。
それもそのはず
ぴのこさんが作ったバルーンは
緑と赤のリースの中に
笑顔いっぱいのサンタクロースがちょこんと座っている
というもの。
病棟の白い壁に映え
横になるうち、ふと笑顔をくれそうです。
この病院でもよく
保育士、医師とチームで活動を考えます。
今回もひとしきり
これからの活動のかたちについて話し合いをしました。
バルーンは引き続き、
季節に合わせたものを作ってプレゼントしようという
ことで、休止後初の
定期プログラム、決定です。
バルーン バルーン バルーン🎈
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