しっかりボルト固定したはずが!
術後1週間経ち、レントゲン画像を見たときは
ピッタリと断面がくっついていて
「綺麗についていますね。順調です」
という医師の言葉に
「よし!」
と心の中でガッツポーズ。
治ったつもりになるも
やはり大事にしないと、
と指示されたかかと歩行で生活する日々が続きます。
この我慢ももう少しだ!
と経過を診てもらうのを
楽しみに向かった
術後2回目の受診。
さらに1週間経っているから
さぞさらにがっちり!くっついているだろうと
期待しながら見たレントゲン結果。
ところが期待は見事に裏切られました。
骨折部にうっすらと隙間が空いています。
かなり動きをセーブしたつもりでしたが
元々じっとしていられない性分、
大人しくしていたつもりでも
術後としては動き過ぎたんでしょうか。
歩け歩け? or じっとしてて?
それにしても
手術翌日から歩く練習をさせられたことや
早々と車椅子も取り上げられたことを考えると、
生活上の最低限の歩行に限らず
家族に付き添われての買い物や散歩少々は
むしろリハビリになる、と固く信じていたのも
間違いではなかったと思うのですが。
今日は傷の様子を見てもらうためのちょこっと受診。
「先生、どの程度歩いていいんですか。
この隙間を見てとても怖くなりました・・・」
「術後3週間は動かない方がいいんですよ・・」
先生!今ごろそれ?!!
まず最初に言うことでしょ!😭
「早くくっつくように超音波をあてましょう」
それってもっと早くやることだったんじゃないの?・・・
仕方ないことあれこれ
自信をなくすと何もかもマイナスにとってしまうんですね。
20分の超音波を受ける間ずっと天井を睨めっこ。
終了と共に看護師さんにシーネ固定をされると
切なさ込み上げ察室を後にしました。
ふと廊下の先の待合室に目をやると
受診前の3倍?ほどの人が!
座る場所がなく半数以上が立っています。
ここはどこだろう、満員電車の中?
と思うくらいの人、人、人。
痛みを抱える人の多さを改めて思います。
待合室はコロナ感染対策のために
椅子1つおきに
間隔をあけるように❌がついているから
本来の半分の人数しか
座れない状態です。
シートが並ぶ場所はスカスカしているのに
通路が密になっている!!
切なさが
矛盾への???に変わり
そしてその気持ちは
世の中、仕方ないことが多いんだなあ
と妙な諦めに変わりました。
悪いことばかりじゃない
この混雑は
クリニック外の廊下にも溢れていて
設置されたパイプ椅子も埋まっているのは
言うまでもありません。
- 現在会計待ち時間15分 –
という掲示をちらっと確認し
15分片足で立ってるのかあ・・・
仕方ないな。
と思った次の瞬間、
少し離れた椅子に腰掛けていた高齢の男性が
「片足じゃ辛いでしょ、どうぞ」
と言って席を譲ってくれました。
背筋がピン!としたロマンスグレーの穏やかそうな人です。
この日は出勤再開の日で
持ち帰っていたPCのせいで
荷物が重く、
それでも頑張らなきゃ、仕方ない。
と自分に発破をかけた直後のことでした。
切なさが諦めにそして
最後は感謝の気持ちに変わった受診3回目の今日でした。
******
この矍鑠とした老紳士に今度のリハビリでまた会えるかな・・・
などと楽しみができたりして(だいたいメンバー掴めましたから)。
それにしてもどこを悪くしてしまったのかな、とふと。
自分に痛みがあっても他者に思いやりを寄せられるって
素敵ですね。
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さて来週の月曜日は術後3週間の受診です。
じっとしてなくてはならない期限でもあるこの日。
レントゲン結果が楽しみやら怖いやら。
ドキドキです。
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