二項対立の危うさ
物事を二項対立=2つの概念の対立
を持って良し悪しを決めようとすることは危険!
というのが、目下
すっかりかぶれた私の思考の基軸になっている気がします。
ちょっとしつこいようですがお付き合いください^^;
〜〜〜〜〜
物事を二項対立=2つの概念の対立
を持って良し悪しを決めようとすることは、
例えば
学校教育において
文系 理系
運動が得意 苦手
成績が良い 悪い
みたいな対立する項に分けてしまうことで
それにより枠にはまらない生徒の個性や
意外な発想や独創性は排除されてしまう、
と先日綴りました。
単純なスケールは便利だけど
グレーゾーンに意識を向けることをやめたら
相手の立場に立ってみたり
他者を理解しようとすることを省略するような
思考停止に陥る危うさを孕みます。
二項対立のシーン
二項対立はあらゆる場面で存在します。
例えば、
障がいがあるかないか
病気があるかないか
特別な支援が必要か必要でないか・・・。
学校ではどうでしょうか。
普通校
特別支援学校
に分かれていますが
普通校にいたって
困りごとがあったり
支援が必要だったりがあるでしょう。とうぜんです!
全くない、という人を探すことの方が
実は難しいのでは、と思います。
二項対立に愛はない
普通校では
誰もがみんなと足並みそろえてカリキュラムに従って活動する
というのが前提。
困りごとや悩みがあったとしても
普通に、
ちゃんとしないといけない。
そんな呪縛に似た空気の中、
空気を読んで
うまくやっている風を装い
内面に蓋をしてしまう子どもは
かなり多いのではないかと。
「この空気、本音言えないよな~」
って子、すごく多いんじゃないかな。
反対に
特別支援学校では
支援が必要な子どもという前提だから
周りがよかれと先走り、いらぬ手を出し
かえって
自尊心を傷つけたり
本人のできる力を萎えさせたりしてはいないでしょうか。
枠にはまらない人こそ
0か100かで物事を決めようとすると
どっちかの枠にどうしてもはめようとするし
そもそも、二項の枠以外は想像の外にあるから
先述のような
良かれ、という行為が生まれ
飛んだお門違いの押し付けが起こったりします。
二項はあっていい。
だけど対立せずに
拮抗する中に本質だったり
真理だったりがあると感じます。
旨味?だったり。
枠にはまらない人、
既存の組織やコミュニティに違和感を感じる人にこそ
想像力や独創性あふれる
魅力があったりするんじゃないかな。
そしてその中には、
才能溢れる芸術家や発明家がひしめいているいる気がします。
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