つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

芸術の根源

日比野克彦さんの記事をスクラップ!

科学や医学が発達してもなお追い付けない、

人間の気持ちや生きる力に関わるもの

そこにこそ、芸術の根源がある

と語るのは

東京芸術大学長に就任された日比野克彦さん。

東京新聞のコラム「この人」で紹介されていた氏の理念にこころ動かされ

日頃芸術の役割や立ち位置について

感じていることと重なって

記事をスクラップ。

アーティスト?デザイナー?

プロフィールを改めて・・

と思ってググってみても

学歴、職歴、肩書き、そして数々の受賞などの功績

のほかは、アーティストである

ということしか掴めない。

アーティストとひとことで言っても

例えば

デザイナー

とか

画家

とか

造形家

とか

陶芸家

とか・・・

芸術のどの分野を専門にしているのですか?

ってところが掴めない。

東京芸術大学のデザイン専攻修了とのことだから

デザイナー?

いえやはりネット上のプロフィールの

どこをみてもデザイナーというタイトルはない。

境界線のないアート

80年代に段ボールを使ったユニークな作品でデビューしたことを考えると、

そうか、

デザイン?造形?境界線のない表現が

独自のスタイルなのだと気づいた。

そしてそれが、

多様性の問題、環境破壊、高齢化、紛争など

複雑に絡み合った社会課題の中で

おのずと参加型のプロジェクトという形に発展したそうだ。

芸術は平和を生む

芸術は人と人を繋ぎ、和となり平和を作る。

それは病棟や施設での芸術活動において

いつも感じること。

医療現場に、医療以外の活動が存在しなかったら

そこにいる人間、例えば

医療者、患者、患者家族、ボランティア、その他諸々が

それぞれの役割を演じるだけだ。

立場の垣根があって

それぞれの役を演じる味気ない、高度な専門機関。

医師をトップにしたヒエラルキー(階層)が存在して

遠慮、圧力、分断みたいなものが場を硬直させている場合もあるだろう。

しかしそこに

芸術が存在したらどうか。

個々の感性が解放されることで

患者は患者であることを忘れる時間を持つことができる。

そしてここで重要なのは

そこに芸術への感動や共感、協働の気持ちが生まれ

バラバラに存在する個が

境界を超えて

フラットな関係になり人と人が繋がっていく

ということ。

そんな現象の中に

支え合う空気が生まれるのをみてきた。

芸術にも人間にも境界はない

芸術そのものに境界を作らない日比野さんのスタイルには

多様性というものを芸術を通して浸透させていく作用があるように感じる。

そんなふうに、失礼ながら

日比野さんの生き方、考え方から

勝手に想像し、芸術の力を再確認している。

芸術を通して

人と人、

一人一人の表現と表現が交差していく。

地球規模の問題の解決すらも

ここに鍵があるのかもしれない。

日比野克彦ホームページ HIBINO SPECIAL

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