地域 が 溶け込むみんなの場所
生活介護「+Laugh(アンドラフ)」
にて4月より訪問活動を開始します。
「+Laugh」とは、重度の障害を抱える未就学児と
18歳以上の方のための事業所です。
単なる障害児・者施設ではなく、
地域に溶け込む・・・
というより
地域が引き寄せられ溶け込んでくるような場所です。
誰もが交流でき
誰もが自然と集まってくる場所
「+Laugh」。
商店街の中の
その存在感はしっくり自然体です。
入口の一角には駄菓子屋が併設され、
放課後に地域の小学生が
駄菓子を買いにきては
テラスでワイワイ遊んだり
+Laughに通っている子どもたちと
交流したりします。
地域交流の拠点
と言っていい、
多様な世代や背景を持つ方々が混ざり合う、
地域に開かれた
みんなの居場所
「+Laugh」で
月に1度の定期訪問。
楽しみです。
これぞインクルージョン
支援の場には、
健常者のみを想定し作られた社会で
受け入れられ適応できるようにという
い上からの「目線」
が存在してしまうことが多いもの。
それは支援者が意識せずともです。
しかしここはそれを全く感じさせません。
いろんな人がいて
いろんな子どもがいて
温かな空気がそこらじゅうに漂っていて
その関係性がとてもフラットな空間です。
これぞインクルージョンのモデル
と感じます。
ライフイズ代表の
「本来、障がいというのは地域や社会にあるものであり、
本人が障がいを理由に生きにくさを感じる事などあってはならない」
という考え方に深く共感します。
分断を作っているのは
不自由さを知らない人たちの方で
私たちは大いに反省しなくてはならないのです。
ああ、この施設に定期訪問したい!
と心に強く思いました。
当事者性をめぐる葛藤
ここ合同会社ライフイズを開設した
理学療法士であり
児童発達支援管理責任者でもある
影近卓大さんはこうも言います。
共感に胸が高鳴りました。
「自分は当事者でもなければ
当事者の家族でもない。
そんな自分がこの場所を作ることに対し、
いいのかな?
という感覚が
当初はあった」
と。
しかし気づいたのは、
障がい児・者のため、
と思うからそこに分かりきれない部分がある
という引け目を感じてしまうのだと。
そうではなくて
地域のみんなの交流の場を作る
と考えれば
みんな同じじゃないか、
と、ストンと落ちた、と思ったといいます。
「みんな」
のみんなは
世代も背景も障がいがあるなしも
全てを超えた
「みんな」
なんだと。
以前ブログに
「当事者性と客観性」
という題で綴ったことがあります。
拙著にも
第5章 支援されるだけじゃない!
「当事者性をめぐる葛藤」
というタイトルで当事者性について書いています。
一部を抜粋します。
自分が難病でもなく難病の子どもの親でもないという負い目や葛藤があった。それでも様々な生き方や価値観に出会ったことで多様な立場が共感をもとに集まれる場所を作ることにも、意義があるのではないかと思うようになった。
まずは自分の中の垣根を取り払うことから
全ては始まる、
ということでしょうか。
このご時世でも求められる存在として
”障害児・者施設として完結させることなく
施設を利用する人だけでなく
地域に暮らす人全てにとって
気軽にアクセスできる安全基地としての居場所を目指す”
という
「+Laugh」。
このコンセプトに惚れました。
スマイリングホスピタルジャパンの活動がその一助となりますように。
コロナ禍、
私たちの活動を求めてくださる場所があることに
感謝して準備開始!
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