つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

著書を出版するということ

おかげさまで出版1周年

1つのまたはその周辺の社会的なテーマを取り上げ

1冊の本を書き、世に出すことは、

問題提起であり

課題解決の事例紹介であり

それによりどんな効果があって

これからどうなっていくことを望んでいるのか

をたくさんの人に知ってもらうということ。

それはブログやSNSで発信することと同じように

またはそれ以上に効果があると感じている。

早いもので出版から1年が経ち

たくさんのレビューやメッセージをいただき

反響の多さに驚き、感謝の気持ちでいっぱいだ。

ブログやSNSもまた

私は週に2度ほどブログで

自分が立ち上げた活動についての他に、

それにまつわる社会的課題について

また、個人的な出来事をきっかけとした

様々な気づきや社会への提案などを綴っているが、

これらはあくまでも個人という1側面からの捉え方だったり

限りなく主観から始まったとりとめのないエッセーだったりする。

思いのままをしたためたり

無責任な意見を斜に構えてつづったりして楽しんでいる側面も

なきにしもあらずなのが私のスタイルで

夫などは危なっかしく思いながらも”パンチの効いたブログ”

と言って周りに紹介してくれている。

そう言われると余計に調子に乗ってしまい、さらに危なっかしい。

出版までの道のり

かたや書籍となると、

果たしてこの企画、

社会にインパクトを与え

書物として商品化する意義があるのか・・・

そういった出版社や編集者という第3者の審判⁉︎を受けなくてはならない。

「夢中になれる小児病棟」を世に出してくださった英治出版は

社員全員がOKを出さなくては企画がGOにならない出版社。

「松本さんの企画が企画会議を通過しました!全員が納得です!」

それを聞いて、飛び上がり、

全員がOKならば出版まで時間はそうかからないだろう、

とたかをくくったが甘い甘い。

ダメ出しの嵐が待っていた!!。

いったん書き上げたものは俎板の鯉同様なのです。

(出版社によってやり方は様々だと思うが)

会議を重ね、丁寧に丁寧に時間をかけて練り上げました。

〜本を書くということ1 〜 伝えたいことがある。 たくさんの人に知ってもらいたいことがある。 そんな強い思いに共感し 賛同してくれた出版社がいます。 「...
〜本を書くということ 2〜 2月後半に決まった出版。 プロフェッショナルアートを通した全人医療を提言したいと意気込んでから1年半。 せっせと書き綴ったものを本に...

さて出版後

晴れて全国の書店やアマゾンで発売されれば

SNSで繋がっている人以外の全国のすべての

見知らぬ人もが目にすることになり、

書物のテーマである社会課題についても

不特定多数の人に提起する機会が増えるということだ。

「読みました。サインをいただきたいので事務所へ伺っていいですか」

などと連絡があると

「よくぞ!数ある書物の中で見つけてくれた!」

と感謝の気持ちでいっぱいになり、サイン?照れちゃう、ともじもじしてしまう。

また、思いも寄らない方から、

「本、読みました。当社の会で講演していただけませんか?」

といった問いあわせをいただくこともある。

読者の視点

目下、ある共済組合の教育・学習活動部から基調講演を依頼され、

準備しているところだが、

子どもの療養環境をテーマとした講演を通じて

取組みの意義・ 目的を再確認する

というのが会の目的だそうだ。

「夢中になれる小児病棟」を見つけて読んでくださった担当者曰く。

「共済」の活動が、病気やケガによる心理的・経済的な負担を

〝支え合う=共に済(す)くう〟ものであることを社員に再認識してほしい。

  子どもが重い病や障がいと闘いながら豊かに成長するためには?

  入院という療養環境をより良いものにするためには?

  医療者、患者という立場の垣根を越えて支え合うためには?

  医療の場にアートがあるということは?

  命の全体性とは?

このような問いに向けた本書の内容を

医療者、患者家族、アーティストが興味を持ってくださる、

ということのほかに、

特に医療に関係ない方面からの問い合わせがあることを考えると、

本書のテーマは

「生きること」だったり「人との関わり」だったり

「人生」そのものに対する

普遍的な問いなのかもしれない。

読む人それぞれのライフワークにあわせて

視点を変えて読み取ってくださることは

大変光栄なこと。

異なった様々な視点から何かを感じ取れる本になっているならば

この本を書いて本当に良かった、と心底思う。

刊行され1年経ち

書籍を出版するということがもたらす

様々な反響を改めて噛みしめている。

手に取ってくださった方に、心からお礼を申し上げたい。

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