療養中も自分らしく生きるために
小児の在宅医療を考える会にて
「小児医療にアートがもたらす変化」
というテーマで講演させていただくことになりました。
小児の在宅医療とこのテーマの接点は
まず在宅医療を受ける重度の障がいの子どものご自宅を訪問して
学習支援をしている、という点ですが、
この活動を始めるきっかけが
院内学級で７年間こどもたちとかかわる中で必要を感じ立ち上げた
「子どもが医療を受けながら参加型の芸術活動を定期的に行う」
という活動。
その紹介を通して、
毎日成長する子供が入院中であっても自分らしく
豊かに過ごすことができるということを伝えられたらと思っています。
それについては入院しながら闘病する場合も
在宅医療を受ける場合も同じことが言えるかなと思っています。
活動開始直後からアーティストとして一緒に活動している
シンガーソングライター石橋和子さんのパーフォーマンスで締めくくります。
前向きに闘病生活を送るために
入院が決まったとき
子どもはなかなか現実を受け止めきれず
入院生活が始まると
痛みへの恐怖や寂しさ、孤独感に苛まれ
さらに、
病気になってしまった自分に自信が持てなかったり
周りに大変な思いをさせてしまっている、と自分を責めてしまったり
これ以上家族に迷惑をかけないように
気持ちに蓋をしてしまうことが多いものです。
また、とかく受け身になりがちで
自分らしさにも蓋をしてしまいます。
そんな中、
前向きに闘病生活を送るにはどのように
療養環境を変えていかなくてはならないのか
ということを
たくさんの活動風景や動画を使いながらお話します。
もちろん、
スマイリングホスピタルジャパンの
非常識な４本柱
についても。
ご参加をお待ちしています
「心豊かに成長するという個別性と
他者を思いやり支え合うという社会性
の両面にアプローチすることで
入院経験そのものを生きる力に変え
人生を豊かに送って欲しい」
そんな願いを持ちながら活動していることが伝わればと思っています。
最後には活動による発展の一つでもある
在宅訪問学習支援について触れます。
病院訪問、在宅訪問で活動するアーティストによる弾き語りと
トークも楽しみです。
詳細、お申し込みはこちらまで↓
https://peatix.com/event/3278618
小児の在宅医療を考える会
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