元気が出る歌
NHKEテレ「おかあさんと一緒」の名曲を
活動のたびに歌ってくれるアーテイストがいます。
「ぼよよん行進曲」。
おかあさんと一緒の「今月の歌」として発表された
中西圭三さん、田角有里さん作詞、
中西圭三さん作曲の楽曲です。
2006年4月にリリースされ
うたのお兄さん、お姉さんによって歌われた
人気曲です。
歌詞の一部をサイトからいただきました。
どんな大変なことが起きたって
君の足のその下には
とてもとても丈夫な「ばね」が
ついてるんだぜ
知ってた?
押し潰されそうなそんな時だって
ぐっ!とひざっ小僧に勇気をため
今だ!スタンバイOK!
その時を待つのさ
ぴゅらりら
風が君を呼んでいるよ
ぴゅらりら
今こそ
ぼよよんと空へ
飛び上がってみよう
ほら あの雲まで手が届きそう
ぼよよんと高く
飛び越えてゆこう
虹のふもとで 笑顔で待ってる君がいる
アートを理屈で解釈する
私個人的にも大好きな曲ですし
病院や施設にいる子どもたちやお母さんたちも大好き。
いつも
「次は”ぼよよん行進曲!”」
と歌のお兄さんがアナウンスすると
「やった~!」
と、笑顔いっぱいの表情が並びます。
しかし、ある日の活動で
「足が不自由な子どももいるのに・・・」
という感想が当該地区のSHJスタッフから上がりました。
「アーティストの選曲はあらかじめチェックしないと」
というのです。
この詩は
「『虹』や『笑顔』を
『希望』の象徴として位置付け、
「押し潰されそうな辛い時も大丈夫だよ。
自分を信じて!
そうしたら
「希望」が見えてくるから」
と、元気をくれます。
「飛び上がってみよう!」
というのは
「勇気を持とうよ」
という喩えだと
シンプルにそう思います。
だから私としては
もちろん、アーティストたちも
病院や施設で歌うことに
なんら抵抗はないのです。
むしろ
今、困難と向き合っている子どもたちにこそ
響くメッセージがあるのではないかと思います。
理屈じゃなく感性に
スタッフの言葉に対して
返答に困りながら
知性より感性で生きている自分を思い知りました。
スタッフの厳しい表情にものすごく困惑しながら・・・。
受け取る側によって
印象も
意味づけも違うのは何ごとにおいてもそうです。
だから
ぼよよん行進曲を病棟で歌うことに対しても同じ。
私個人の考えは
アートは”感性”に訴えるもの、というスタンスに尽きます。
これから成長していく時期の子ども向けに作られた
この歌に対する作者の意図するところは
「何があっても大丈夫」
というメッセージなのではないかな、
と勝手に感性で”解釈”しています。
アートから生きる力を!
数値で測られたり
人と比較されたり
うまくいかなくて自分を責めたり責められたり・・・
へこむことが多い現実社会の中で
言語的な解釈は脇に置き
アートという自由な感性の世界に身を置くことで
心が温かくなったり
美しいな、素敵だなと心が動く感動の中で
理屈じゃない、大勢の中の一人じゃない
ひとりの自分に帰ることができる。
そうすることで生きる力を得られるのだと
そう思います。
そこに、
スマイリングホスピタルジャパンの理念があります。
「ぼよよん行進曲」、
これからも
歌のお兄さん、お姉さんに歌ってもらいます!
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