子どもが大切にされる平和な社会へ

通園バスってそんなに広いの?

私だけ?この感覚

つい先日、

通園バスの安全確保急げ!

~置き去り防止機器 続々~

という新聞記事(東京新聞)をみつけた。

園児の安全のためには機器の普及が

待ったなしで、続々と開発されていることが

当然の流れとして書かれている。

ちょっと待ってよ!

ちまたの動きについてゆけないのは私だけか。

頭がくらくらした。

誰も意見しないなか

私は言ってはいけないことを

ペラペラ喋ってるんだろうか。

なんと

バス置き去り防止のために

装置の設置が義務づけられるという。

取材した記者も

何も疑問を感じないらしい。

おかしいと思いませんか?

と意見したくなる。 

周りにもこの動きを知ってか知らぬか

否定的な意見はほぼない。

このことについては

事故を教訓に

ヒューマンエラーをなくす現場の努力と

保育士増員、そして

チェック体制を見直すことで十分だと

以前のブログで綴った。

通園バス置き去り防止に本当に必要なこと 原因は何なのだろう バス内に置き去りにされた園児が死亡するという事件が相次いだ。 一部の専門家の間では保育士の危機意識に問...
子どもの命とヒューマンエラー 悲しすぎる相次ぐ園児置き去り事故 園児の通園に関する事故が相次いでいます。 通園バス置き去り事故に続き、 今度は父親...

それが、さらに機器の開発が進んで

国によるガイドラインまででき

義務付けが当然のようなゆるぎない流れが

できあがっていることを

今回の記事で知り、

1つのことが起こると

それが簡単に100になる危うさを感じたのだ。

私だけ、、、

なのか。

利権、忖度、同調

という空気を感じる私が異常なのか。

そもそも・・・

路線バスの定員が50人ほど。

終点では運転士が忘れ物のチェック含め

最後席から座席、座席の下を最前席まで

くまなく点検する作業は当たり前に行われている。

事務所のある永福町駅そばには

京王バス営業所があって

今日も

運転士さんがターミナルで全員降りたあと

よし!よし!よし!よし!

(と言っているようにみえた)

と指差し確認しながら

車内のクリーンアップ⁉︎を済ませていた。

同じようにすれば

仮に

ふざけて?

座席の下に潜って隠れている園児がいたって

目視で確認できないわけない、

と思いませんか!

3年保育で4歳。

ありんこくらいに小さいなら

そりゃ

装置も必要・・・かな?

しかし、 

4歳の平均身長は約100cm.

センサーが必要な大きさ?

それから

何度も言うけれど、

バス通路後方まで運転士なり

保育士なりが行くのが

どれほどの距離と手間なの?

座席の下を確認するのに

床に顔をこすりつける必要もない。

たまたま続けて起こった事故に対し

ヒューマンエラーをなくす手立てより

レーダー式のセンサーを取り入れる

という発想に

疑問符しかでてこないのだ。

ちなみに通園バスが目視でチェックできないほど

どれだけ大きいのかを調べてみた。

「小型幼児送迎バス」は、一般的な定員が大人2名、幼児12名の比較的小さな車両であり、「中型幼児送迎バス」は一般的な定員が大人3名、幼児39名の規模の車両となっています。

とはネットサーフの結果。

路線バスより小さいじゃん。

ハイエースを通園バスに改造しているところなんかもあるが

まさかここに置き去りはないだろう。

メーカーじまんの開発品

なんでも、

ミリ波という電波を使い

車内のわずかな動きで人を検知するという。

費用は1機50万円。

全国の通園バス42000台が対象で

国が一台あたり175000円を上限に補助するという。

あるメーカーの社長は

「子どもの命を守るために二重三重に安全性を考慮した」

と話す。

へえ、そこまで・・・

このメーカーの製品は来年4月の生産分まで予約で埋まっているそうだ。

異次元の少子化対策⁈

そんななか、つい先月末、 

政府が「異次元の少子化対策」

と銘打ち

保育士配置基準(保育士ひとりが受け持つ子どもの人数)改善を打ち出しながら

基準改善に伴う現場の混乱⁈

(施設により格差が生じる)

を理由に改定のたたき台を引っ込めた。

最初からやる気ないのだ。

保育士人員「安全」遠く😠 機械じゃなくて人でしょ💢 ”政府は通園バス置き去り死事件を受け、 来年4月から設置を義務付けたバスの安全装...

子どもの安全のために

保育士配置基準改善を75年間放置したあげく

未だ保育士を増やすことに一歩も踏み出せないで

メーカーが作る機器に1秒で飛びつき

(そのくらいの迅速さだ(-。-;)

補助金を出すのか。

何かがおかしいよ

保育士増員をかねてから切望する私にとって

センサー装置の設置義務への動き、

釈然としないどころか、

この国は何かがおかしいのではと

改めて思う次第である。

アートで人は元気になれる

アートが好き、アートで人は元気になれると共感してくださる方、

「SHJ子どもとアート研究会」で一緒に子どもたちを応援しませんか。

SHJ子どもとアート研究会について詳しく知る!

*まずは代表著書「夢中になれる小児病棟」を読んでみる

*****

SHJを応援しませんか? 

例えば月1〜2杯のコーヒーを子どもの笑顔に変えませんか?月500円からのマンスリーサポーターを募集しています。いただいたご支援は、アーティスト謝金、交通費、抗体検査、そしてアート&学びサポートセンター運営費に有効に活用させていただきます!マンスリーサポーター申し込み

認定NPO法人への寄付に関する税優遇措置について認定NPO法人への寄付は税控除の対象になります。 認定NPO法人への寄付は、税の優遇措置を受けることができます。個人の方は、確定申告を...

Smiling Hospital Japan Official Website

「学びサポート」ホームページ

♪スマイリングホスピタルジャパンテーマソング

Smiling Hospital Japan Facebook

「学びサポート」Facebook

SMILNG STORE

松本恵里Facebook

事務所/SHJアート&学びサポートセンターへ、

ぜひ足をお運びください!

 東京都杉並区永福4-1-9 1-B (京王井の頭線「永福町駅」下車徒歩1分!)

オープン 月 火 木 金 10:30~17:00    土日 不定期