SHJのこと

国立成育医療研究センターでの活動再開 ~病院ってこんなに楽しい場所になれるんだ!

待っていましたよ!

この1週間の間に

2つの病院で現地訪問が再開され

たくさんの子どもたちと

付き添いのお母さんたちの参加がありました。

キラキラの笑顔が目前で見られるのは本当に嬉しくて

夢中になっている様子に引き込まれるほどでした。

心強かったのは

病棟スタッフが

「子どもたちとみんなで待ってましたよ!」

という歓待の言葉。

多い病棟では4名いる保育士さん総出で

何かと気を配ってくださったので

安心して活動することができたし

今後の新しいアイデアについての立ち話に花が咲くほど。

コロナを経て病棟がどんなふうに変わったのか

不安いっぱいでしたが

そんな思いを吹き飛ばしてくれるようなスタートでした

必要な活動だから「再開を!」

中でも

国立成育医療研究センターでの再開は劇的でした。

正直、スタッフの表情が厳しいイメージの強いこの病院。

小児がん拠点病院でもあり

長期の治療を要する子どもや

重い障がいの子どもが多く入院している場所ですから

高い緊張がずっと続くのは頷けます。

そのような子どもたちだからこそ

私たちの活動が必要なはずなのですが

ボランティアの受け入れは

もしかしたらだからこそ

難しいのかもしれないと思ったり。

そのような葛藤の中

病院側から

「ぜひ再開を!」と

告げられたことは

私たちの活動が真に必要とされているのだ

という答えのような気がします。

キラキラ輝く病棟

複数の保育士や看護師が

プレイルームに子供たちと一緒に集まってくれ

一人ひとりの体調に気を配ったり

制作をアシストしたり、

子どもの作品に感動したり。

たくさん集まってくれたお母さんたちとのやり取りも生まれて

それはそれは賑やかでした。

実習生の見学もあって、

学ぼうとする若者の目の輝きが場に加わり

プレイルームはキラキラした病棟の一角になりました。

もちろん、

普段ベッドサイドで付き添うお母さん同士の対話も

貴重なひと時だったのではと思います。

主役の子どもたちはといえば・・・

そして子どもたちはといえば

初めてのパステルアートの楽しさに

没頭する子。

夢中になって制作した自分の作品が

周りの人に褒められて得意満面な子。

終わってもまだみんなといたくて病室に帰らない子。

制作活動はプレイルームに来た子から順々に

始めるのですが

人数が増えるに従い

プレイルームはどんどん賑やかになり

僕も私も・・・と

病室から次々と子どもたちがやってきて大盛況。

病院は楽しい場所にできる

寝ちゃったから・・

と言って一人でやって来て

夢中になって制作に取り組む

付き添いのお母さんもいました。

そして

そんなプレイルームの様子に

「おー!」と歓声を上げながら

大勢の医師も集まってくれました。

最後に点滴台にお茶目にもぶら下げられた

活動のポスターを挟んで

副看護局長さん、病棟看護師長さんが

ニッコリ笑顔で写真に収まってくださり

「楽しかった〜!」と。

*****

そんなスタッフの声と

笑顔いっぱい楽しんだ子どもたちが重なり

病院ってこんなに楽しい場所にできるんだ!

と再確認。

さらに!・・・

この日は同時に

国立成育医療研究センター「もみじの家」

学びサポートのセッションがあり、

ファシリティドッグのマサくんも

鈴を担当して参加してくれました。

医療センターでは

かつて院内学級にいた頃に一緒だった

看護師さんとばったり!

そしてもみじの家でも

かつて病棟で一緒だった保育士さんとばったり!

「あっ!」

「あっ!」

互いに覚えていたことが嬉しくて嬉しくて・・・

\(^o^)/

*****

とにかく!

病院を楽しい場所に!

そして

これまでの白くて硬くて冷たくて

というイメージをリセットしたい!!

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病と闘う子どものこと、医療の現場にアートがある、ということ

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夢中になれる小児病棟」松本恵里著 英治出版 

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