アーティストからのコメント:
歌っていると、ベッドの柵の間から、だんだん足が出てきて、帰る時にはピンと伸ばしていた男の子がいました。
まるで足で握手をしたがっている様に見えたので、保育士さんに聞いてから、「はい握手!」と、ちょっと触らせて頂きました。
柔らかくて温かい手のような足でした。
病室を出る時は、足を少し動かして、「バイバイ」と言ってくれているようでした。
声は聞けなかったけど、足でこんなに表情を見せてくれて嬉しかったです。
byシンガーソングライター石橋和子さん
アシスタントからのコメント:
今日も順番が待ちきれずに他のお部屋の前で聴き入っているお子さんがいました。
一緒にお部屋に入りたそうな姿を目にするのはとても嬉しくなります。
そのお子さんのお部屋訪問は終わりの方になり、期待感がどれほどかとお顔をみると一目瞭然。
そしてお部屋に入る時にはさすが保育士さん。ワントーン高く『○○ちゃんっお待たせしましたあ~っ^^//』と喜ばせ上手なのです。
お母さんの手の平と自分の足裏とを合わせ楽しそうにリズムに乗ってるお子さんもいます。
その同じお部屋で自分一人お付き添いがいないお子さんもいます。
そんな時音楽には一瞬で気分を変えてくれるパワーがあります。
楽しい曲にはきっと寂しさもどっかに行っちゃってるに違いない♪
好きな曲なら尚更ですね。
一般的に大人の曲と言われているものでも、メロディーに リズムに 詞の意味を通り越して言葉の波動だったり、何がその子にヒットしているのか定かではないけれど、赤ちゃんがじっと聴き入る心地良いお顔を見ると、聴き覚えたものでもなく、培われた好みでもなく、持って生まれた感性に響いているとしか思えないのです。
これがアートなのですね✨
きっと一番の理由は石橋さんの醸し出す雰囲気と声のトーン☆彡
by活動アシスタント岩井眞知子さん
🎷 🎸 🎹 🎺 🎻 🎸 🎷 🎸 🎹 🎺 🎻 🎸
報告書は活動の様子を生き生きと伝えてくれるものばかりです。
こうして届くたびにゆっくり読んで情景を思い浮かべる時、
💕アーティストへの感謝
💙アシスタントへの敬意
そんな気持ちでいっぱいになります。
この日は病棟の後、乳児院での活動もありました。
保育士さんたちに止められても止められてもピアノの周りに集まる子どもたちの様子、ワクワク楽しんでいる様子も思い浮かべることができました。
いいなあ、参加型アート。
スマイリングの活動、ずっとずっと続きますように。
Smiling Hospital Japan Official Website