つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

小さな図書館 小さな本屋さん📚

本の世界

街頭で販売しているのを見つけるとつい購入するビッグイシュー。

販売員さんとおしゃべりするのも私にとっては楽しいもの。

我が家では夫婦どちらともなく買ってくる。

今回は夫が買ってきた最新号を

訳もなくいつもよりじっくり読んでしまった。

まず表紙を捲ると目に飛び込んでくるリレーインタビュー。

インタビューを受けた人が次のインタビュイーを推薦して

その人がまた次の人を指名して・・

というふうにリレーのようにインタビューの

バトンがどんどん渡されていく仕組み。

そのほか、

環境、社会問題など

時事的なテーマを取り上げたものや

人生相談、世の中への辛口コラム

料理レシピやおすすめの本、映画の紹介など

内容が充実していて面白い。

今回、特に印象に残ったのが

「本の世界」というコラム。

本屋が消えていく

活字離れが進んだのか

電子版というのが現れたからか

紙の本が売れなくなって

街の小さな本屋がどんどん消えていく。

ひと昔前ならどこの駅前にも

一軒は必ずあったと記憶する。

店長さんの選書が絶妙!

と思ってお気に入りの場所にしていた駅ナカの本屋が

なくなった時はショックだった。

そこでは拙著「夢中になれる小児病棟」も平積みにしてくれてたけど

出版社に返されてしまったのか・・

と思うとため息が。

待ち合わせにぴったり

そういえば

夫と最初に待ち合わせたのは

下北沢の本屋さん。

遅いな〜なんてイライラすることもないし

早くついたら雑誌をパラパラとすることもできるから

待ち合わせにはぴったりの場所。

「改札出たとこね」

とか

「駅の階段上がったとこで」

などと約束することもあるけど

待つ方はそんなつもりがなくても

まだかまだかと人の波を睨みつけることに。

待たせる方は待たせていることの罪悪感で

すごく焦るし前をゆっくり歩く人に対して

謂れのないイライラを抱き

そのやり場に困ったりして。

これから会う大切な人には笑顔で挨拶したいですよね。

だから特にデートの待ち合わせは本屋がオススメ!

話はどんどん逸れて・・・

拙著が出た頃は

私の本はこのジャンルだからこのあたりの棚にあるかな・・・

などとピンク色の帯を探したものだけれど

今じゃ、すっかり諦めちゃって

たまにAmazonのランキンングなんかを調べたりして。

*****

おっといけない。

「本」をテーマに

ずいぶん遠くまで話が逸れてしまいました。

ビッグイシューの、特に印象に残った記事についてでしたね。

電話ボックスが図書館⁈

四日市市の「諏訪新道」という商店街にある電話ボックスが

小さな図書館「USED BOOK BOX」

変身したことを告げるコラムを読んで、

しばらくワクワクがとまりませんでした。

やっと一人が入れるスペースの電話ボックスが図書館ですって。

なんでも

今のご時世、公衆電話を使う人がめっきり減ったため

このボックスを撤去することになったのですが、

洋風でおしゃれなこの電話ボックスを何かに活かせないかという声が上がり

美術館とかコーヒースタンドなどの案の中に

「図書館」があり決定!

建築家が設計、DIY好きのおじさんが本棚作りや塗装をし

なんと、除幕式まで行ったそうです。

読んでみたい本があれば自由に持ち帰ることができ

代わりに(これは義務ではないらしい)1冊の本を寄贈する仕組み。

有志が持ち寄った本が並んだ当初から2年が経ち

今では絵本や小説、実用書など

様々なジャンルの本が並ぶようになったそう。

本の入れ替えは商店街の人たちが行うため

新たな交流も生まれているのですって。

記事の最後には

「あなたの街にも使われていないスペースがあれば

小さな図書館にどうでしょう?」

と素敵な提案が載っていました。

妄想走る!

事務所には登録アーティストや

コラボしている出版社による絵本の陳列棚があるのですが、

あそこを絵本に特化した図書館風にしたら素敵だな、なんて

妄想が膨らみました。

小さな本屋さん

いっぽう、

社会や学校の価値観になじめない人のために、

そして自身が会社員と違う生き方を追求した結果、

本屋をてがかりに社会を変革したいという自分の声に気づいて

小さな本屋を作った人の話が新聞に載っていました。

異質な者同士が出会える空間になるように、

まだ見ぬ本と巡り会い、新たな自分へと離陸できるように

と願いを込め小さな本屋を営むこの方は

小さなころから感受性が鋭く

社会の不条理に思い悩んできたといいます。

この記事は東京新聞12/12でみつけました。

共感するところが多いのでまた別の機会にテーマにしてみたいと思います。

本はより豊かに生きるための入り口

私も目下のテーマについて思索を深めてくれそうな本を探して読んだり

余暇には小説を読み耽ったりしますが、

行き詰まった時にふと手に取ったり

生きにくさにヒントを求めて縋ってみたりもします。

本は、新しい世界や価値観との出会い。

より豊かに生きる入り口です。

哲学的なことだったり思想的なことだったり

自分の中にあるモヤモヤを

見事に文章にして言い当ててくれる本に出会ったりするともう

著者にしばらく傾倒して同じ著者の本を読み漁ったりします。

その最中は著書と対話している気分になれるのです。

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小さな図書館

スマイリングホスピタルジャパンの事務所には

先ほど触れたような絵本のコーナーあり

小児医療や笑いに関する本

命をテーマにした本

NPO関係の実用書などが

キャビネットの上になぜか可愛いぬいぐるみと一緒に置いてあります。

そうだ、ここだって小さな図書館。

アーティストの中には

私のお気に入りの本を数冊持ち帰り

数ヶ月戻ってこない、

なんてこともあるけど、本はバトンのようにいろんな人に

巡っていいと思っています。

又貸しもOK!

どこかで誰かと共有できていると思ったら最高です。

📚 📚 📚 📚 📚

本を巡る取り止めのないエッセーでした。

いつもお読みくださりありがとうございます!

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