読み進めるのをやめようか
拙著「夢中になれる小児病棟」に次のようなレビューもいただきました。
「前半の著者の体験談には胸詰まるものもあり、その展開が続くのであれば読み進めるのをやめようかと思いました」
と。
この1~2章により引き込まれた・・・
という意見が多かったなかで
独自で正直な感想だと感じました。
瀕死の事故とそれに続く長期の入院生活や機能回復訓練の日々、
そして夢を諦めるか続けるのかの葛藤が続けば
確かに胸が詰まるかもしれません。
読者からの寄り添いに感謝!
しかし続きます。
「読み進めるのをやめようかと思いましたが、それらは前半だけ」
「中盤からは、悪戦苦闘しながらもしっかりとした足取りで、子どもたちに『豊かな時間』を届ける著者とアーティストの事例が軽快に記されています」
と。
また、別のレビュアーは
「単なる苦労話だけではない」
と、私の愚痴?に寄り添ってくださっています。
「活動を定着させるのは、並大抵の努力では済まなかったと思う。発足にあたり、病院の問い合わせ窓口で門前払い同様の対応を受けた様子も記されている」
と。
子どもの笑顔に救われた!
他人の苦労話を延々と読むのは
読者にとってはいささかうんざりだったかもしれませんが、
その後の展開が
うんざり感を払拭したのでしょうか。
「子どもたちに笑顔があることで、医療現場の方々が癒やされ、勇気づけられている姿が想像できます」
と、読み進めることに前向きになってくださいました。ホッ。
子どもの笑顔が頭に浮かぶことで
前半の重たさが吹き飛ばされたようです。
またもや、子どもに助けられました。
苦労話から新しい世界へ
1~2章前半は、活動を軌道に乗せるまでの経緯と苦労話。
しかし
「筆者は落胆しながらも、では次は何ができるだろうかとすぐに切り替えた。
どうやったらできるか、何だったらできるか、と思考を巡らせることで、新しい世界が開けるのだと改めて感じた」
という感想で締めくくられたレビューは
「できることが限られているコロナ禍の今だからこそ、余計に心に響く一冊だった」
と、伝えてくれています。
まさに今、コロナが収まるのを待つことなく
色々な活動の方法を模索、実行しています。
壁を乗り越え活動を定着させた後
コロナという新たな壁にぶつかり、さらに切り替えを迫られるなか、
アーティストはもちろん、
様々な立場の人がアイデアを持ち寄り、
工夫している最中です。
子どもの笑顔を思い浮かべながら・・・。
アートで人は元気になれる
アートが好き、アートで人は元気になれると共感してくださる方、
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